花粉症かも。と、思ったら

早めの対策を!

2月頃から始まる、スギやヒノキのアレルギーには、早い時期から対策を考える方も多いことでしょう。ドラッグストアなどでも、花粉症対策コーナーが増えますね。

そんな、春夏の花粉症が落ち着いてきた頃、くしゃみや鼻水、からだがだるい。こんな症状が続くと「風邪ひいたかな、夏バテかな」と疑うことがあります。
しっかりと睡眠をとっても治らず、市販の風邪薬も効かず、内科を受診してみて初めて「秋の花粉アレルギー」と診断されることがあります。

秋冬に飛ぶ花粉とは?

8月から9月にかけて飛んでいる花粉は、ブタクサやヨモギ、カモガヤやハルガヤが有名です。

ブタクサとヨモギはキク科、カモガヤとハルガヤはイネ科です。
地域によっては、密集している場所もあるので、注意が必要ですね。

風邪と花粉症のちがい

くしゃみ、鼻水、鼻ずまり。これは風邪の初期症状でもありますよね。
しかし、風邪と花粉症では、大きな違いがあるのです。

花粉症の場合、くしゃみは連続して出ることが多いです。
風邪の場合は、そのようなことがなく、くしゃみの度に悪寒があります。
また、花粉症の鼻水は、透明でサラサラしていますが、風邪のときは、白や黄色のような、色がついていることが多いです。

そして鼻づまり。花粉症のときは、両方の鼻が詰まってしまい、とても苦しいのに比べて、風邪のときは、両方の鼻がつまることはないそうです。
花粉症を発症すると、目がかゆくなりますが、風邪のときは、目のかゆみはありません。

風邪は発熱しますが、花粉症は初期に微熱が出るくらい。あまり発熱は出ません。
また、体調を戻すには、睡眠が大切ですが、花粉症はよく寝ても治りません。

このように、花粉症と風邪には、いくつかの大きな違いがあることがわかります。

こどもの初期症状には要注意!

最近では、1歳くらいから花粉症の診断を受けるこどもが増えているそうです。
風邪かな?と思って、自宅で安静にしていたら、症状が悪化してしまった。
ということもあるので、ホームドクターと相談しながら、アレルギー検査(血液検査)を受けることをおすすめします。

幼いこどもは、自分の症状をうまく説明することができません。
くしゃみや鼻水が出ているときは、その様子を観察することはもちろん、
アレルギー検査の結果とも向き合って、適切なケアをしてあげたいですね。



関連するキーワード

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

更新情報をtwitterで受け取る

更新情報をpush通知で受け取る

関連するまとめ

これで花粉症の季節を乗り切ろう!自宅でできる簡単ツボ押し術

花粉が舞う季節、花粉症に悩まされる方にとって毎日が苦痛で仕方ありませんよね。今回はそんな花粉症対策の一つ、自…

makowork / 4696 view

今年も大流行!家族で気をつけたい、溶連菌感染症について

流行中の溶連菌感染症。 症状や検査方法についてまとめてみました。

akimama / 9688 view

病院へ行けない時!辛い乳腺炎を自宅で治療する方法5選

痛くて辛い乳腺炎。小さな赤ちゃんを抱えて病院へ行くのは大変ですよね。そんな時の応急処置として自宅で治療する方…

myia / 8534 view

【おもちが喉につまった!】正しい応急処置法を学んで万が一に備えよう

お正月になるとなんとなく食べたくなるおもち。余ったおもちをダラダラと食べ続ける冬の間は喉につまらせないように…

nana2boys / 9303 view

女性必見!見落とすと命の危険も…気付かれにくい腎盂腎炎の症状

あまり耳にすることがない「腎盂腎炎(じんうじんえん)」。膀胱炎と似ていますが発見が遅れると大変危険な病気です…

makowork / 5849 view

花粉症だけじゃない!その鼻水、ハウスダストアレルギーかも?

最近よく聞くハウスダストアレルギー。一体どんなものなのか、症状から対策まで、詳しくみていきたいと思います!

myia / 6654 view

ママが倒れたら一大事!普段から病気を予防する健康食品

ママが倒れたら家の中が大変なことに、、なんて、一度は体験したことがあるのではないでしょうか?ママが健康でいる…

ReilyLady / 6364 view

冬の【乾燥肌】がヤバい!内側から改善する食べ物って何?

冬場の乾燥肌はお化粧がうまくのらないし困りますよね。内側から乾燥を防いでくれる食べ物って何でしょう?ビタミン…

ひらり / 5062 view

芸能人も愛用しているサキナの美顔器「サキナビジュー」とは!?

テレビ番組で目にする女優さんって本当に肌のキレイな人が多いですよね?露出の多い人ほど、エステなど自分磨きにお…

ゆうこちゃん / 5891 view

経産婦のママこそ気をつけたい子宮筋腫、漢方は使えるの?

子宮筋腫は良く聞く病名でも、まさか自分がと思っている方も多いのではないでしょうか?今回は東洋医学の漢方が子宮…

ReilyLady / 5185 view

サクマメグム

好きなことは食べること。
3人の子育てという楽しい地獄(!)を満喫しています。
思い出をたくさんつくりたい。
おもしろいことや様々な情報を、たくさんの方々と共有したいと思っています。
食物アレルギーについて勉強中です。

アクセスランキング

人気のあるまとめランキング

Facebookページ

フォローして新情報をチェック

twitterをフォロー

フォローして新情報をチェック