授乳中にふと発見した乳房のしこり。
そのままにしていたらどんどんしこりが大きくなって、
なんだか身体がだるく熱も出てきたみたい・・・。
そんな経験がある方も少なくないのでは。

母乳をあげている時期には避けて通れない、乳腺炎。
でも小さい赤ちゃんを抱えて頼れる人もいない場合は、
少し調子が悪いと思っても病院へ行くのを我慢してしまいがちです。

しかし乳腺炎はひどくなると、
まるでインフルエンザにかかったときのように
寒気がして高熱が出たり節々が痛んだり、といった症状が出てきます。

ひどくなってしまう前に、乳腺炎かな?と思ったらすぐ応急処置。
自分でできる治療法を5つご紹介していきたいと思います。

1.とにかく飲んでもらう!

乳腺炎とは、何らかの理由で乳腺が詰まってしまい
どんどん作られているおっぱいがたまってしまって炎症をおこしている状態です。

なので、とにかく赤ちゃんにそのたまってしまったおっぱいを
たくさん飲んでもらうのが一番効果的です。
その時にしこりの部分を少し押しながら飲ませると、
詰まりが取れやすくなります。

また、赤ちゃんはあごの方にある乳腺を一番強く吸いますので、
いつもと同じ抱き方で飲ませるのではなく
しこりのある方向に赤ちゃんのあごが来るように飲ませてみましょう。

乳腺炎になってしまったおっぱい、赤ちゃんの体に良くないのでは?
なんて心配することはありません。
安心して飲ませて大丈夫ですよ!

ただ、やはり詰まっていたおっぱいですから
いつものおっぱいとは違いあまり美味しくはないようです。
そのために、中には嫌がってしまう赤ちゃんもいるようですね。

そんなときは、次の方法を試してみましょう!

2.搾乳する

とにかく詰まりを解消するために、出してしまいたいので
もし飲んでくれないとなると搾乳しかありません。

搾乳器など便利なものも売られていますが
持っていなければ手でしぼっても構いません。

この時も、赤ちゃんに飲んでもらうのと同じ要領で
しこりになっているところを軽く押しながらするといいですね。

3.痛い部分を冷やす

温めるとまた新しい母乳が作られてますます悪化してしまいますので
冷やしてできるだけ母乳を作らないようにします。

手軽に冷えピタなどを貼るのでもいいですが
乳腺炎によく効くと言われているのが「キャベツ湿布」です。

キャベツ湿布は簡単で手軽に出来るので、応急処置としてオススメです。
冷蔵庫に入っているキャベツで構いません。キャベツをちぎり、水洗いをしてから炎症しているオッパイに貼るだけです。

キャベツには消炎作用があり、
ゆっくりと優しくおっぱいを冷やしてくれます。
昔からフランスで行われている民間療法なんだそうですよ!

4.葛根湯を服用する

授乳中は薬を飲んではダメ!と思っている方も多いかと思いますが
実は飲んでも大丈夫なお薬もあります。

それが漢方薬。

漢方薬の中でも「葛根湯」は乳腺炎に効果があるお薬です。

葛根湯は自然由来の成分でできているので、母乳から赤ちゃんに移行しても害になることはなく、風邪の初期段階でも授乳中のママに処方される薬です。


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myia

小学生と幼稚園児のいる2児の母です。趣味は読書、1人映画のインドア派。いつまでも家族が仲良くいられるように、色んな情報を収集する日々です。私の書く記事がどなたかに有益なものであればいいなぁと願いながら頑張ります!

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