女性ならば『子宮筋腫』という言葉は、何度か耳にしたことがあるでしょう。でも、それがどんな病気か?と聞かれたら答えられますか?女性がかかる疾患の代表とも言える子宮筋腫について、また治療方法や手術費用について調べてみました。

妊娠や出産を希望する方はもちろんのこと、世の中のママは忙しくて、自分のことは後回しになっていることが多いと思いますが、きちんと自分の体のことも考えるようにしましょうね!

子宮筋腫とは?

子宮筋腫とは、簡単に言うと子宮の筋肉にできる”良性の腫瘍”のことを言います。腫瘍と効くと、癌をイメージする方も少なくないと思いますが、子宮筋腫は”良性の腫瘍”なので、がん細胞のように、他のところに悪さをするようなものではありません。

腫瘍と言うのは、細胞が異常に増えてしまうことでできる細胞の塊でコブのようなものです。良性の腫瘍であっても、できてしまった場所や、大きさや数によって、症状が激しく出たりする可能性もあり、決して放っておいてもいいものではありません。

子宮筋腫の症状

子宮筋腫は症状が出ないことも多々あり、検診で子宮筋腫であることが分かったという方も少なくありませんが、子宮内に筋腫ができることで、他の臓器を刺激したり圧迫したりして、体に影響を及ぼすことも往々にしてあります。

では子宮筋腫ができてしまったら、実際どんな症状が出るのでしょうか。代表的な症状を3つ紹介します。

辛い生理痛

月経は本来、子宮の収縮がおきて内膜が剥がれ落ちることで生理痛を感じます。しかし筋腫ができてしまうと筋腫は収縮をしないので、子宮内の他の部分が強く収縮します。

通常時よりも強い収縮をすることで、辛い生理痛が起こります。また、筋腫ができた場所や、大きさによっては、下腹部に痛みを感じたり、便秘になりやすくなったりします。

生理が長引く

子宮筋腫ができてしまって、月経時に出血の量が増えたとか、血の塊が出るケースもあります。これは、筋腫ができてしまった分の子宮内膜が増えるためと言われています。

出血の量が増えるだけではなく、月経の期間が長引くという方もいますので、月経が正常にあるかどうかは、女性にとって大事な判断材料になります。

貧血

月経の出血量が増えてしまうことで、貧血気味になります。貧血になってしまうと、目眩や動機、立ちくらみ、倦怠感といった日常生活にも影響が出てきてしまうことになります。

血液は体が生命活動をするために、身体中に必要なものを運んでくれるものです。それが不足してしまうのですから、たかが貧血と決して軽視してはいけません。

子宮筋腫の治療方法は?

子宮筋腫の治療は様々な方法があります。自分のライフプランに合わせてお医者さんと相談して決めることになります。子宮筋腫ができても症状が現れない方もいます。症状が出なければ特に治療をすることはありません。症状がある場合には、筋腫の数や位置、大きさによって異なった治療が行われます。

治療法①薬物療法

薬物療法は多くの場合、症状を軽減させながら、ホルモン剤で筋腫を縮小させる治療法が行われます。症状によっては止血剤や、漢方薬が使われることもあります。

他には、女性ホルモンを減少させる薬で、一時的に月経を止める治療方法もよく行われる方法です。筋腫も女性ホルモンの影響で大きくなるので、一時的に女性ホルモンを減少させることで筋腫を縮小させます。

治療方法②手術



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ReilyLady

2013年生まれの女の子を持つ育児奮闘のワ―ママです。
そして、空手道歴26年の空手家です。

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