子どもの体調不良は、風邪で咳や鼻水が出ていると気がつきやすいのですが、目の病気は、かかっている本人も気がつかないことが多かったり、見過ごしてしまうこともあるので、少しでも異変があったら、すぐに小児科や眼科へかかるようにしてくださいね!

目やにや充血は、つい軽視してしまいがちですが、目に現れる症状は感染症の症状の一部だったり、気をつけなければいけないことも多くあるので注意が必要です。

子どもに多い目の病気

実際に、子どもに多い目の病気を紹介します。子どもの年齢にもよりますが、こども達は違和感を感じでも、そのままにしてしまったり、うまく症状が伝えらえられないことがあるので、大人が気をつけていてあげることが必要です。

結膜炎(プール熱/はやり目)

結膜炎は、まぶたの裏側と白目部分を保護している”結膜”にウイルスが付着して感染症を起こすことを言います。夏に流行する感染症のプール熱や、はやり目でも結膜炎が起こります。

【症状】

□ 目が充血する
□ 目がゴロゴロするような異物感がある
□ 目やにや涙がたくさんでる
□ プール熱の場合は、熱、咳、鼻水、下痢などの症状が出る

ウイルス性のものが原因の場合は、他の人にもうつる可能性があります。学校や保育園、幼稚園で流行っていると報告があった場合には、気をつけましょう。

ものもらい

まぶたに最近がついて、感染などが詰まってしまうことで炎症を起こしたり、化膿してしまう状態のことです。ものもらいという名前で人に感染するようなイメージがありますが、他の人への感染は心配ありません。

【症状】

□ まぶたが赤く腫れる
□ 腫れた部分に痛みがでる

目薬などの投薬で治療をします。毛穴に最近が入って起こってしまう炎症なので、清潔にすることを意識ていると防ぐことができます。子どもはいろんなものを触った手で目をこすったりすることもあるので、外から帰ったら手を洗うことを徹底しましょう。

逆さまつげ

子どもはまぶたが厚く、まつげが逆さまになって眼球に触れてしまうことがあります。目に異物感を感じるので、目をこすってしまったりすると眼球を傷つけてしまって、悪化させてしまうので気をつけなければいけません。

【症状】

□ まつげが眼球に触れている
□ 光を眩しく感じる
□ 目がゴロゴロする
□ 涙の量が多い

子どもはまだまぶたの筋力が弱く、まぶたが厚いので逆さまつげになりやすいので、6歳頃までは様子を見ます。その後も逆さまつげによる眼球への刺激が治らない場合は、手術でまつげが外に向く手術をする必要があります。

鼻涙管閉塞(びるいかんへいそく)

鼻涙管とは目から鼻にかけて、涙が通る管のことです。この管が狭くなってしまうことで、涙がうまく出なくなったり、吸収されなくなってしまってしまうことを鼻涙管閉塞と言います。



関連するキーワード

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

更新情報をtwitterで受け取る

更新情報をpush通知で受け取る

関連するまとめ

こどもの身長が伸びなくなる!?意外な〇〇が与える恐ろしい影響とは?

こどもは発育が良いに越したことはありませんよね。 無理に身長を伸ばすことばかりにこだわる必要もありませんが、…

HF-LIFE / 4905 view

心と身体の不安を感じたら…ブレインクリニック東京へ行ってみよう!脳の状態が目に見える…

もしかしたら…と思ってもなかなか心の病気は理解してもらえないので病院に通うのをためらっている人もいるのではな…

綿バネ / 5598 view

オリーブオイルが便秘に効く!便秘解消簡単オリーブオイルレシピ

今現在も頑固な便秘に悩まされ続けているなんていう方、女性では意外と多いのではないでしょうか。実はオリーブオイ…

tokakko / 7330 view

ママ達ちゃんと寝てますか?睡眠不足が招く便秘や様々な症状

最近ぐっすり眠れた気がしないというママも多いのでは?睡眠不足は放っておくと深刻な事態を招くこともあります。

ReilyLady / 5535 view

アフリカマンゴノキは痩せる?科学的根拠がないってホント?

痩せる!と話題の「アフリカマンゴノキ」製品が世の中にたくさんあふれています。しかし、一方で「痩せる効果は疑わ…

伊藤シャーク / 5296 view

【赤ちゃんも安心】ママが使える安心のスキンケアアイテム5選

小さい子どもがいるとどうしてもおろそかになりがちなスキンケア。化粧水をつける暇もなくて気がついたら肌がガサガ…

nana2boys / 12218 view

産後ダイエットにおすすめのピラティスのエクササイズ5選

ピラティスはリハビリの為に開発されたエクササイズです。妊娠や出産により変化した骨盤や背骨を元に戻し、シェイプ…

Momo / 6140 view

毎年辛い花粉症、症状を少しでも緩和するためにできること

花粉症はなんでこんなにつらいんでしょう、そもそもなぜ花粉症になるんでしょうか。原因と対処法をまとめてみました…

蓮ママ / 2745 view

子供の歯列矯正はするべき?始めるならいつ?治療時期と期間について

子どもの歯並びを良くしたいと考える親もたくさんいます。 そこで今回は子供の歯列矯正の必要性について調べてみ…

TorevrhsLugo / 4573 view

ゆううつな生理を少しでも快適に!つらい生理痛をやわらげる方法

ただでさえゆううつな生理を、さらにつらいものにしている生理痛。痛みや症状に個人差はあるものの、軽減できればう…

tikatika / 6819 view

ReilyLady

2013年生まれの女の子を持つ育児奮闘のワ―ママです。
そして、空手道歴26年の空手家です。

役立つ情報などををたくさん発信できたらいいなと思っています。

趣味は絵を描いたり、映画や海外ドラマを見ることです。
新参者ですが、よろしくお願いします!

アクセスランキング

人気のあるまとめランキング

Facebookページ

フォローして新情報をチェック

twitterをフォロー

フォローして新情報をチェック