
その発言は「逆マタハラ」かも?少しの気遣いで変わる人間関係
妊娠期間中は、どうしても周りの人の協力を必要とします。でも周りの人の好意に甘えすぎたり、知らず知らずに傷つけてしまっていることもあるかもしれません。気づかないうちに逆マタハラしてしまっているかも?
最近マタニティーハラスメントについて、ニュースでも取り上げられるようになったりして注目を集めましたが、私たちは、その反対の現象もあるということを、頭に入れておかなければいけません。逆マタハラとはなんなのか、また、そうならないためにできることを考えたいと思います。
逆マタハラとは
逆マタハラとはなんなのか、それは、妊婦が妊娠を理由に、周りの人に配慮せずにその制度や権限を利用することで、仕事や周囲の人に精神的・肉体的負担をかけてしまうことを言います。
妊婦であるがゆえに、できないことが増えるのは致し方のないことです。しかし、ここで大切なのは「周囲への配慮」という部分なのです。自分はできないから他の人がやるのが当たり前ではなく、周りの方に気持ちよく協力してもらうために、考えて行動することが必要です。
逆マタハラが原因で起きた「資生堂ショック」とは
資生ショックとは、育児中は長期に渡り短時間勤務が認められていたのが、他の社員への負担が増え過ぎてしまったことにより、遅番や土日勤務をするように制度が変わったというものです。
資生堂は長く、「女性に優しい会社」として評価されてきた。実際、ビューティーコンサルタント(BC)と呼ばれる化粧品の販売員は、通算5年の休職を認められたり、育児中は午後5時までの時短勤務を長期間認められたりと、様々な子育ての支援を受けてきた。
ところが’14年、時短勤務をしているBCに対して、今後は会社と面談をしたうえで、遅番や土日のシフトにも積極的に入るように制度を変更したのである。
これは世間から資生堂が非難をされていましたが、この背景を鑑みると、育児中だからと一緒に働く方への配慮が足りていなかった結果とも言えるのではないでしょうか。
短時間勤務ならば、できることも限られてきます。そうなれば、物理的に他の人への負担は増えるわけですから、尚更、お互いに相手の立場に立って考えるということが必要になります。
逆マタハラの原因になること
人間関係においては、自己中心的な言動が人間関係をこじらせる原因になるのは、周知の事実ですよね。でも妊娠期間中は、自分だけではなくて、大切な赤ちゃんの命を授かっている時期ですから、周囲の方の協力が不可欠になります。
妊娠期間中や子育てだからと、人の好意に甘えすぎたりて”愛情の搾取”をしてしまっていませんか?愛情の搾取は『逃げ恥』で注目された言葉ですが、これはドラマの中の話にとどまらず、日常的に頻繁に起こっていることなのです。
では、実際に何が原因で逆マタハラになってしまうのかを考えたいと思います。
相手への気遣いや配慮
先ほども挙げたように、相手の立場に立って考えるということが根本的に欠けているケースがほとんどです。仕事の短時間勤務にしても、家事にしても、ほんの少しの気遣いや配慮で付き合い方は、大きく変わります。
短時間労働の自分が帰ってしまった後、自分のやりかけた仕事を最後までやってくれる人がいるという事を認識しましょう。
もちろん、帰った後も家事や育児に追われて大変だし、休日だって決して休んでいられるわけじゃないのですが、対人で仕事をしているわけですから、自分の事だけを考えて行動してしまうと、角が立ってしまいます。
コミュニケーションロス

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2013年生まれの女の子を持つ育児奮闘のワ―ママです。
そして、空手道歴26年の空手家です。
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趣味は絵を描いたり、映画や海外ドラマを見ることです。
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妊娠しているときは、人の助けを借りないといけないことが多々あります。でも、それが当たり前だと思っていたら、逆マタハラになってしまうかも知れません。