パパに、いつまでも元気でいてほしい!

100人の同じ年の男性がいたら、2~3人は40代までに亡くなります。
50代でさらに5人、その死因の1位はガン、2位は心筋梗塞などの心疾患。
60歳からは、肝臓や腎臓が機能低下し、90歳まで生きられるのは22人。

そして、心疾患や、肝臓・腎臓の機能低下の程度は、40代からの暮らしぶりによって、大きく変わっていきます。
人生の晩年に、それまでの生活習慣が「縮図」として健康に現れるのです。

パパの健康管理は、子供や孫にも繋がっている

「ガン家系」という言葉がありますが、実は遺伝するガンというのは、乳ガン、大腸ガン、血液のがんと言われる白血病だけ。
ガン家系というのは、ガンになりやすい生活習慣が原因で、ガンになる人が多い家系のことなのです。

小さい頃から身に着けた、生活習慣や嗜好は、なかなか変えることはできません。
悪い生活習慣を断ち切り、健康的な生活を、子供や孫にも伝えていきたいですよね。

やっぱり基本は、良質な食事×睡眠×運動だけど…

忙しいパパには、健康にとって理想的な生活を維持するのは、なかなか難しいことですよね。
しかも、ママの意思だけで、がんばり続けることはできません。
そこで、三大疾病と言われる「急性心筋梗塞、脳卒中、悪性新生物(ガン)」を予防するために、簡単に取り入れられる方法を中心に、ご紹介します。

動脈硬化を予防する

心筋梗塞や脳卒中は、動脈の詰まりが原因の血栓性の疾患です。
「動脈硬化」という言葉を、よく耳にしますが、これは動脈が硬くなるというよりは「くびれる」というほうが正確かもしれません。
加齢によって生じる、くびれの周囲で血流が乱れ、血管が詰まってしまうのです。
動脈硬化を予防するためには、血管をくびれにくくしながら、血流をよくする必要があります。

血管をくびれにくくするために

動脈硬化を悪化させず、血管をくびれにくくするのが、善玉コレステロールと呼ばれる、HDLコレステロール。
この数値が低いほど、心筋梗塞発症率が高まると言われています。
目標値は、55㎎/dl以上。
パパの健康診断の結果を聞いてみると、いいかもしれません。

HDLコレステロールを増やすためにできること

①ストレスをなくす
②1日20分程度の軽い運動をする
③禁煙する
④お酒を適量にする
⑤適正体重を維持する
⑥青魚に含まれるEPAを摂る
⑦ミネラルのクロムを摂る

①~⑤は、パパの意思と協力がないと難しいですが、⑥、⑦については、ママ発信で、簡単に取り入れられそうな方法ですよね。
まずは、ここから、始めてみましょう。

体質のカギを握るのは「脂質」

炭水化物、タンパク質、脂質という三大栄養素のうち、炭水化物は、ごはん、パンなどの種類にかかわらず、分解・吸収されるときは糖になります。
タンパク質も、分解されてアミノ酸になり、必要なタンパク質に作り替えられるため、タンパク源が肉か魚か大豆かは、あまり関係ないのです。
でも、脂質だけは、摂った脂肪の成分が、そのまま身につき、体質に大きく影響します。



関連するキーワード

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

更新情報をtwitterで受け取る

更新情報をpush通知で受け取る

関連するまとめ

日頃からのケアで健康な歯を維持!虫歯予防にはガムが効果的

歯をいつまでも綺麗な状態で保ちたいと考えている人は多いと思います。 そこで、歯の健康を大切にしている人にお…

Millert57 / 5832 view

目元シミの原因は?予防・対策で注意すべき9つのこと

顔のパーツで最も印象に残る目元。そのまわりにあるシミは、どっと見た目年齢を高めてしまいますよね。 目元のシ…

サワタリミヤコ / 7770 view

花粉症対策にはヨーグルトがおすすめ!花粉症にヨーグルトを役立てる方法5選

辛い花粉症の時期がやってきました。 ヨーグルトは、花粉症対策に期待がもてると言われています。 今年はヨーグル…

HF-LIFE / 5931 view

ダイエット中でもおやつが食べたい!満足☆ヘルシーおやつ

すでに日々ダイエットに励む方ダイエットにチャレンジしたい方、大勢いると思います。美しくなるためとはいえ、食事…

tokakko / 7499 view

【レコーディングダイエット】記録するだけ?ホントに効果ある?

「食べたものを記録していく。」というレコーディングダイエット。自分の食生活をハッキリ自覚するというのがポイン…

ひらり / 4148 view

ニューヨークで話題のダイエット【ゼロトレ】とは?実際の効果と正しいやり方をチェック!

皆さんはニューヨークで話題となっている「ゼロトレ」を知っていますか? 最近テレビで紹介されたことをきっかけに…

Visla53 / 5379 view

人にもうつる?妊娠中のママや子供が気をつけたい猫の病気とは

妊婦さんは飼っている猫ちゃんにも気をつけなくてはいけないと知っていましたか?今回は、猫からもらってしまう可能…

ReilyLady / 6879 view

ギクッ!と来てしまったらもう遅い!!どうしてなるのパパのぎっくり腰??

パパのぎっくり腰! これって突然襲いくる恐怖です・・・。 なかなか完治してくれないので、予防できるなら予防し…

HF-LIFE / 9117 view

生理周期が短いのには理由がある。その原因をつきとめよう。

生理の時期になると女性は憂鬱な日々を過ごすことになります。生理痛が酷かったり出血が多いなど、様々な症状があり…

ほのりかこう / 6334 view

幼少期こそ重症化しやすい【マイコプラズマ肺炎】の症状とは?

マイコプラズマ肺炎は、幼少期や学童期が最も症状を悪化させやすい時期だと言われています。 風邪がなかなか治らな…

HF-LIFE / 7165 view

tikatika

二人姉妹の母です。
自分が経験したことを発信しつつ、みなさんからいろいろなことを吸収できれば、と思っています!

アクセスランキング

人気のあるまとめランキング

Facebookページ

フォローして新情報をチェック

twitterをフォロー

フォローして新情報をチェック