B型肝炎って、どんな病気なの?

肝臓の細胞に入り込んだB型肝炎ウイルスを異物と判断すると、免疫機能が働き、ウイルスを排除するために攻撃が始まります。
このとき、ウイルスだけでなく、ウイルスが潜んでいる肝細胞自体にもダメージが生じ、炎症が起きます。
これがB型肝炎です。

B型肝炎ウイルスには、どうして感染するの?

B型肝炎ウイルスは、ウイルスに汚染された血液などを介して感染します。
一時的な感染と、持続感染(キャリア)があり、キャリアとは、血液中にウイルスを無症状で持っている人を言います。

B型肝炎ウイルスの経過は、感染時期によって異なります。

母子感染の場合

B型肝炎ウイルスに感染している母親の胎内で感染する場合と、出産時に産道で血液に触れて感染する場合があります。
母親がキャリアの場合でも、出産後のワクチンの投与によって、95%はキャリア化が防げると言われています。

赤ちゃんが感染しても、免疫機能が未発達なので、免疫が発達する思春期以降までは、肝炎を発症することはありません。

思春期以降に感染した場合

B型肝炎ウイルスの感染者との性交渉が、感染の主な原因です。

大人になってから感染すると、免疫の働きが強いため、ウイルスを異物と認識して攻撃し、それによって肝細胞が壊され、急性肝炎になります。
ほとんどは自然治癒しますが、ウイルスのタイプによっては慢性化し、放置すると、肝硬変や肝がんに進む可能性が高まります。

B型肝炎ワクチンとは?

母親がキャリアの赤ちゃんの場合は、健康保険が適用され、母子感染予防のための接種を出産直後から受けることになります。

B型肝炎ウイルスは、まれに、皮膚の傷を通じて、父親や他の子供からうつることもあるため、世界保健機関(WHO)では、乳児全員のB型肝炎ワクチンの予防接種をすすめています。

定期接種になったB型肝炎ワクチン

そして、平成28年10月1日から、平成28年4月1日以降に生まれた0歳児の赤ちゃんのみ、B型肝炎ワクチンが公費で接種できるようになりました。

他のワクチンとの同時接種で、生後2ヵ月から受け始めるのが理想的。
4週間の間隔をあけて2回目を接種し、20~24週間後に、3回目の接種を受けます。

B型肝炎ワクチン、受けるべき?

B型肝炎ワクチンの予防接種は、40歳までの接種で、95%の人がB型肝炎に対する抗体を獲得でき、さらに、感染防御力の効果は20年以上と言われています。
B型肝炎を発症し、肝炎が慢性化すると、肝硬変や肝がんになるリスクが高まります。
B型肝炎ワクチンは、将来、肝がんになるリスクを低減してくれるワクチンでもあるのです。
接種することによって、得られるメリットは大きいですね。

任意接種の場合、かかる費用は?



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