ただの夫婦喧嘩…ではすまされないこともある夫婦喧嘩

子どもの中の世界は狭く、親と自分+その近親だけのとても小さなもの。
そんな小さな世界で頼りにしている親同士が争うのですから子供の心への影響ははかり知れません。
ちょっとした口喧嘩、ただの言い争い…大人がそう軽く思っていても、子どものまだまだかよわく未熟な心にとっては大きな負担になりかねないのです。

では夫婦喧嘩は子どもにどんな影響を与えるのか

では子どもの前で夫婦喧嘩をしてしまうとどのような影響をわが子に与えてしまうことが考えられるのでしょうか。

脳の発達に影響が出る可能性

幼少期(11歳未満)に親の喧嘩を見せられ続けた子供はの発達にも影響が出るという研究結果があります。

子どもが生まれてから11歳になるまでのあいだに味わったであろう嫌な体験や試練を思い出してもらい、脳の発達との関連を調べた。
嫌な体験や試練とは、両親(夫婦)が子どもの前でささいなことで口論をする、両親の仲が悪い(緊張関係にある)、親に傷つくようなことを言われた、家族同士のコミュニケーションがない、愛情が欠けている、といったことだ。

58人中27人は上記のような試練を体験しており、脳の画像を確認したところ、小脳が小さめであることがわかった。小脳は技能の学習、ストレスの制御、感覚運動のコントロール等を司る部位だ。脳の発達に影響があれば、それが後々、精神疾患へとつながるリスクも生じる可能性がある。

必ずしも重大な影響がでるとも言えませんが、軽度とはいえ少なからず子供の脳の発育に影響が出るということは事実のようです。

PTSDになる可能性

いわゆる【トラウマ】です。子どもの時に夫婦喧嘩を見聞きし続けると知らず知らずのうちに心に深い傷を残し、それが後々も消えることなくトラウマとして残り続けるのです。

人間関係の構築がうまくできなくなる可能性

そういった喧嘩が絶えず夫婦仲の悪い、機能不全家庭で育ちトラウマを抱えた子は大人になっても自分の気持ちを相手に伝えることが苦手になってしまい、人間関係の構築がうまくできなくなる場合があります。

マイナス思考になるおそれ

「親同士が喧嘩しているのは自分のせいだ…」
こんな意識が残り続けると大人になってもマイナスな考えが抜けきらず、自己肯定感の低い大人になってしまうこ可能性も。
物事の良い面を見ることができず、悪い方悪い方へと考えたり、他人からの好意や善意をも素直に受け入れられず、仕事でもプライベートでも孤立してしまうことも考えられます。

感情が不安定になりがち

長期にわたって親の喧嘩を見続けた子どもは感情のコントロールが苦手で、時には外に向けた破壊的行動や自傷行為などに及ぶこともあります。人の顔色ばかりを見るようになったり、逆に人の気持ちを読み取ることができなくなったりと常に心が不安定な状態になってしまうのです。

他にも(精神面で脆くなり)、不安症やうつ症状なども引き起こす場合もあるのだとか。



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