認知症の症状について~介護するなら知っておくこと~

最近認知症という言葉がテレビ番組で取り上げられるようになりました。認知症になると物忘れが多くなるといったイメージを持つ人がいますが、実際は物忘れと認知症は異なります。

中高年の物忘れと認知症は別ものであるということ。症状として似た部分はあっても、その症状や原因はまったく異なります。

認知症は早期に専門医の診断を受ける必要があり、自己判断で物忘れ治療薬を飲み続けていても改善が見込めないだけでなく、認知症の治療が遅れてしまうということになりかねません。

物忘れは認知症の症状の1つですから、物忘れと決めつけるのではなく認知症かもと疑うようにしましょう。
将来家族の誰かが認知症になることを予想して、どのような病気なのか調べたほうがいいです。

認知症の症状

物忘れ以外には周りの人との会話についていけなくなる、走れないのに急いで信号渡ろうとするなどの状況判断や理解力が低下することもあります。

他にも次のような症状も起こるのです。

徘徊、過食・拒食、幻覚・妄想、不潔行動などがあらわれることもあります。家の外をさまよい歩いたり、お金などを誰かに盗まれたのではないかという考えにとらわれたりして周囲を困らせます。
ご自宅から「家に帰る」といって外出し、その「家」の場所がわからず歩き続ける
近所のスーパーに出かけて行ったはずが、何時間も歩き続けている
家の中で何かを探しているようにうろうろとしている

徘徊や幻覚などは、最悪の場合事故に繋がる恐れがあるので気をつけてください。
認知症の症状について知っておくことが、家族の介護のために必要です。

いつものように接してはダメ!認知症の方への間違った接し方

家族が認知症になった際、介護をする上で気をつけたいのが接し方です。
ついいつものように接してしまう人が多いのですが、認知症の人にはそれが苦痛になる恐れがあります。

同じ質問にイライラして答えない

よく高齢の人が同じ質問を何度も繰り返すことがあります。

会話の内容が数分後には完全に消えてしまうのですから、「今日は何月何日かな?」と再び聞き直すのは本人にとってごくごく当たり前のことだと思いませんか?認知症患者が何度も何度もしつこく同じ質問をしたとしても、本人にすれば聞くたびに新しい話題を口にしているとつもりなので当然です。

ですが、同じ質問ばかりされるとどうしてもイライラしてしまいますよね?それが原因でつい起こってしまう人がいますが、認知症の方からすると何故怒られるのか分かっていないのです。

「さっき食べたばかりでしょ」など物忘れを指摘する。
認知症の方は食事をした後でも「食べていない」と言うことがあります。
この場合「さっき食べたでしょ」と言うと、「自分だけ食べさせてもらっていない」と考えてしまうかもしれません。

介護者のサイフを見つけてはダメ

上記で被害妄想を引き起こすと紹介しましたが、サイフの置き場所を忘れてしまい、つい誰かが盗んだと思い込んでしまいます。

誰もがサイフを見つけてあげようとしますが、その行為は認知症の人には不安をあおってしまうことになるのです。



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