ほぼ一年中飛んでいる花粉!

花粉の飛散ピークは地域によって違う

春先からやって来る大量のスギ・ヒノキの花粉。
やっと落ち着いたと思ったら・・・また花粉症の症状が出てきた方いらっしゃいませんか?
花粉は1月~6月にかけて一般的に有名なスギ、ヒノキ以外にもハンノキ、シラカバなどがあります。
またそれぞれお住いの地域によってピーク時期が変わります。
意外に、真冬にも少量ながら花粉が飛んでいます。
スギ、ヒノキが飛んでいる時期に花粉症を発症する方が最も多いのではないのでしょうか。
皆さん眼鏡やマスクなど完全防備した姿をよく見かけますね。

開花時期

開花時期

これを見るとハンノキ・スギ・ヒノキは1月~6月に集中して飛散していて、イネ科は関東・関西・九州でほぼ一年中ありますね。
冬にも飛んでいるなんてびっくりです。

夏前から秋にかけて飛ぶ花粉の種類は?

そしてピークが去ったと思ったら今度は8月位からまた新たな花粉が飛散し始めます。
イネ科やブタクサ、ヨモギ、カナムグラなどがその種類です。
お米もイネ科なので、稲作が盛んな地域に住んでる方は辛いですね^^;
それと麦もイネ科の仲間なので麦畑のそばにお住いの方は辛い方がいらっしゃるのではないのでしょうか。


◆ブタクサ(豚草)・・・キク科・一年草。飛散時期は8月~10月。高さ1mくらいの雌雄同株の風媒花で野原、道端など全国的に見ることができる。日本ではスギ、ヒノキについで花粉症患者が多いとされている。アメリカではこのブタクサによる花粉症の患者がいちばん多く、約5%~15%の人が悩まされているとのデータがある。
◆ヨモギ(餅草)・・・キク科・一年草。飛散時期は8月~10月。汁物、天ぷらなどの食用、薬用としてもふだんから馴染みの深い草。灸で使うもぐさは、葉の裏にある綿毛を使ったものである。夏から秋にかけて、茎が伸び、目立たない花を咲かせる。全国いたるところで見ることができる。秋の花粉症ではブタクサについで多い。
◆カナムグラ(鉄葎)・・・アサ科・一年草。飛散時期は8月~10月。道端や野原などの日あたりの良い場所などで見ることができる。雌雄異株のつる植物で茎から葉にとげがあり、木や電柱等に絡みつく。
稲穂

稲穂

稲が実って秋がきたー!って感じですよね。
田園風景はのどかで好きなのですが、これが花粉の原因だと思うと見てるだけで鼻がムズムズしてきます^^;

風邪と花粉症

そして秋の花粉症は症状が出ても風邪と勘違いして、それが花粉症とわからずにいるケースが多いです。
鼻水や鼻づまり、喉の痛みや微熱など風邪とよく似た症状が出るのも花粉症の特徴です。
忙しい毎日に追われていたら、軽い風邪の症状くらいならそのまま放置という方も多いのでは?
風邪なのに治りずらい・・・しかもこの時期毎年同じ症状・・・という方は一度耳鼻科へ行った方がいいかも知れませんね。
その際アレルギー検査も一緒にしてもらうと今後の対策もしやすくなるのでしょうか^^

春のスギ花粉の場合は花粉の粒子が大きいため鼻粘膜に留まりやすく、喉への影響は少ないとされていますが、ブタクサなどの花粉は粒子がとても細かく、気管に入るとぜんそくの原因となる危険性があります。
さらに、鼻水などの症状を放置していると、副鼻腔炎(蓄膿症)を招くなど慢性化する恐れもありますので、これらの症状がある方は早めに来院を心掛けましょう。

鼻水、鼻づまりが続くとしんどいですよね。まずは早めに病院へ行きましょう。

秋の花粉は量が少ない!?

春の花粉代表のスギ、ヒノキは飛散量も多く、その分多くの人がアレルギーの症状に悩ませれています。
しかし、秋の花粉は比較的量が少なく飛ぶ範囲も狭いと言われています。
ですが、道端に生えている草もアレルゲンとなる可能性がありスギと同様ごく身近にあります。
もし秋の花粉症をお持ちの方がいたら、できるだけそういった草むらや森林を避ける事が症状を悪化させない近道になります。
とは言え、秋は気候が良くお出かけしたくなっちゃいますよね^^;

秋はお弁当を持ってピクニックなんて方も多いのでは。
秋は気候がいいので気持ちいいですよね。

意外に多い!?秋の花粉以外のアレルギー!

実は秋は花粉以外にもアレルゲンになるものがあります。
それは「昆虫」です。
昆虫??と思う方は多いと思いますが、ダニやユスリカなどがその中に入ります。
他にもガやゴキブリなどがあり、秋は昆虫アレルゲンが最も多くなる季節になります。
死がいやフンなどが粉状になって空気中に舞い上がり、それを吸い込むことで喘息やアレルギー性鼻炎などの花粉症の症状が引き起こされます。
また、最近は気密性の高い住宅が増えたことで湿度が上がりカビが発生しやすくなったことでカビがアレルゲンとなる事もあります。
外は寒くても家の中は暖かいので冬も注意が必要です。
昆虫やカビと聞くとあまり聞き覚えがありませんが、ダニの死がいやフンなんかはアレルゲンになりやすいとよく聞きますよね。
秋はそれらも多くなる傾向にあるようです。
せめてお家の中くらいはアレルギーから解放されたいものです^^;



関連するキーワード

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

更新情報をtwitterで受け取る

更新情報をpush通知で受け取る

関連するまとめ

出産前に考えたい!女性の保険を見直した方が良い理由

自分の保険ってどうされてますか。女性は妊娠、出産となると病院に通う事も増えてきますよね。でも「出産で保険金は…

ピロ子 / 4192 view

知っておきたい三大疾病の種類、あなたの生活習慣は大丈夫?

三大疾病とは何の病気のこと?三大疾病にかかる原因とは?保険に入る前などに知りたい三大疾病についてまとめました…

tujico / 4833 view

女性必見!見落とすと命の危険も…気付かれにくい腎盂腎炎の症状

あまり耳にすることがない「腎盂腎炎(じんうじんえん)」。膀胱炎と似ていますが発見が遅れると大変危険な病気です…

makowork / 5446 view

ニューヨークで話題のダイエット【ゼロトレ】とは?実際の効果と正しいやり方をチェック!

皆さんはニューヨークで話題となっている「ゼロトレ」を知っていますか? 最近テレビで紹介されたことをきっかけに…

Visla53 / 4826 view

楽に歯を磨けて超便利♪電動ブラシを使うメリットやデメリット

電動歯ブラシを使うことで、より綺麗に歯を磨くことができるようになります。 この電動歯ブラシにはいくつか種類…

sathgoeBuffon / 5632 view

家族の食事と一石二鳥!味噌汁でファスティングダイエット

産後ダイエットもなかなか進まないし、手軽にできることから始めたいけど、家族にご飯も作らなきゃだし、家事もしな…

ReilyLady / 8066 view

ママが倒れたら一大事!普段から病気を予防する健康食品

ママが倒れたら家の中が大変なことに、、なんて、一度は体験したことがあるのではないでしょうか?ママが健康でいる…

ReilyLady / 5868 view

不正出血は危険信号!?増加傾向にある子宮ガンの症状と予防法

近年、若い女性の子宮がん罹患率は増加傾向にあります。自分には関係ないと思っていてもある日突然・・・ということ…

snowsnow / 5909 view

お子さんのいるご家庭には特に知っておいていただきたい!光化学スモッグについて

乳幼児が影響を受けやすい、光化学スモッグについてまとめてみました。

akimama / 7685 view

身近な病気、子宮筋腫の手術費用や治療方法。もしものための知識

女性に起こる病気の代表とも言える子宮筋腫ですが、病気の事や治療方法は意外と知らないものですよね。女性ならば知…

ReilyLady / 4777 view

oppekeizm

二児の母をしています。
家事、育児の息抜きに楽しく為になるような記事を書いていきたいと思います^^

アクセスランキング

人気のあるまとめランキング

Facebookページ

フォローして新情報をチェック

twitterをフォロー

フォローして新情報をチェック