子供のうちから歯列矯正するべき?必要性について

歯並びが悪いと虫歯や歯周病のリスクが増えます。

子供には綺麗な歯並びでいて欲しいと思う一方、歯列矯正をするべきか迷っている人も多いでしょう。

まずは、子供の歯列矯正の必要性からチェックです。

上あごの発育のスピードは生まれた頃が一番のピークで、5歳頃には成人の95%くらい発育が進むのです。

そして、8歳から10歳で発育が終わってしまうのです。なので、それまでにあごを広げる 治療を始めないと、効果がガクンと落ちてしまうのです。

今、お子さんはいくつでしょう?そう考えるとあまり時間的な余裕はないのです。
歯並びの悪さはお子さんの成長にさまざまな悪影響を及ぼします。

これらのリスクを解消するには、歯列矯正がおすすめです。

歯列矯正に適した時期は思春期よりも少し前なので、お子さんの歯並びが思春期のコンプレックスにならないかどうか親目線で判断することも大切です。

最近の子供は顎が小さく、歯が大きくなる傾向があります。そのため、歯が顎に収まりきらず、歯列が乱れてしまうのです。

ちなみに子供の上あごの成長は10歳くらいで終わってしまいます。それまでに歯列矯正をしておかないと、歯並びが悪くなるでしょう。

そう考えると、子供の頃から歯列矯正を行うのは必要なことだといえます。

始めるならいつ?ベストタイミングな時期と期間

歯列矯正の治療を考えている人は、タイミングについても調べておきましょう。

ベストなタイミングを逃してしまうと歯並びを整えるのが難しくなってしまいます。

小児矯正は、治療の時期を見誤ると、良い治療結果を得られないこともあるので、治療開始時期をきちんと見極めてくれるクリニックを選ぶ必要があります。

せっかくの治療も、時期を間違えると上手くいかない恐れがあるので気をつけてください。

治療を始める時期

小学校高学年になると、犬歯から小臼歯が永久歯へ生え変わります。この時期になると金属ブラケットなどの本格矯正が必要となります。

10~12歳頃の永久歯が生え揃う直前は、あごを広げたり、前に出して噛合せのバランスを整えるのに最も適した時期です。

ただしお子さんの不正咬合の状態や原因によっては、矯正開始の適期が変わってきますので、歯科医師によく相談しましょう。

顎を広げたりしてバランスを整えるのであれば、10歳から12歳前後がベストだそうです。

ただ、矯正歯科で治療の相談をするのに適しているのが6歳頃といわれています。この時期は6歳臼歯が生えてくるからです。

治療の期間

治療期間は大人に比べて長くなる傾向にあります。子どものあごの骨の成長が終わる15歳前後までは経過を観察する必要があるからです。

あご自体を矯正する骨格矯正(1期矯正)は3歳~12歳くらいまでの間に行うとよい結果を得られやすくなります。

それがすんだ子どもや、骨格矯正を必要ない子どもの歯列矯正は、10歳くらいから開始します(2期治療)。

子供の場合、治療期間は長くなりますが骨を大きく動かすことができます。

そのため、大人の矯正治療と比べると、より綺麗に歯並びを整えられるのです。

もしこんな症状があれば早めに治療を行おう

子どもの歯を見て、歯並びがおかしいと感じたらすぐに矯正歯科で相談するのが一番です。

どのような症状が該当するのか、最後にチェックしていきましょう。



関連するキーワード

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

更新情報をtwitterで受け取る

更新情報をpush通知で受け取る

関連するまとめ

【忙しいママ必見】すきま時間に出来る簡単デトックス方法4つ

家事や子育てが忙しくて、自分の事は後回しに・・・鏡を見る時間も無くなっていて、気が付いたら心も体もネガティブ…

potetas / 6084 view

家族の悩み…。花粉情報をリアルタイムで知りたいときにはこれ!

花粉は一年中飛散しています。季節によっては症状が重くなってしまうことも。出かける前や洗濯物を干すときに、チェ…

サクマメグム / 4662 view

ついつい後回しになりがちな、パパの健康管理を考えよう!

子供の体のことは、いろいろ気がかりだけれど、パパのこととなると、ついつい後回しになりがち。しかも、肝心のパパ…

tikatika / 5590 view

水仕事で手に水虫が。『酢』の力を借りると対策がとれる!?

結婚をすると水仕事が増えます。 その為、ひび割れや手水虫など、手の悩みがつきないようになることも。 特に水虫…

HF-LIFE / 12076 view

【花粉対策は早めがカギ】あのムズムズの季節がやってくる!その前にできる対策法まとめ

鼻はムズムズ・ズルズル、涙はポロポロ。花粉症にとってイヤァな季節がまたやってきます。実は花粉症対策は、その時…

nana2boys / 7640 view

膀胱炎の症状はどんなもの?女性がかかりやすいって本当?

膀胱炎の症状や、かかる原因とは?女性がかかりやすいのはどうして?かかってしまったら何科を受診すればいいの?女…

tujico / 4555 view

不正出血は危険信号!?増加傾向にある子宮ガンの症状と予防法

近年、若い女性の子宮がん罹患率は増加傾向にあります。自分には関係ないと思っていてもある日突然・・・ということ…

snowsnow / 6019 view

発達障害・パニック障害…などの診断・治療を行なう「ブレインクリニック東京」とは!?

発達障害、パニック障害、うつ、自傷行為などの診断・治療をおこなっているブレインクリニック東京について、医院の…

二階より目薬 / 5353 view

子供の足の骨がでる!?スポーツ障害の症状と治療法を知ろう

有痛性外頸骨とは、耳慣れない言葉とは思いますが、意外と身近にあるスポーツ障害ですので紹介したいと思います。

さんにんのまま / 15584 view

B型肝炎のワクチンが定期接種になったことをご存知ですか?

今まで任意接種だったB型肝炎ワクチンが、平成28年10月1日から定期接種となりました。ご存知でしたか?今回は…

kaeru_5 / 5831 view

アクセスランキング

人気のあるまとめランキング

Facebookページ

フォローして新情報をチェック

twitterをフォロー

フォローして新情報をチェック