
いざ、その時が来る前に。家族間でしっかり考えたい、親の介護について
20代、30代の人たちにとって親の介護はまだ先の話と思われるかもしれません。
ですが、ある日急に始まることも珍しくありません。
親の介護とどう向き合うのか、家族内でしっかり話し合いましょう。
介護には、とにかくお金がかかります
極端な話ですが、介護はお金をかければかけるほど
質の高いサービスを受けられます。
例えば優良老人ホームの場合、入居時の一時金だけで
1000万円以上の出費もあります。
また、月々の利用料も払わなければならず、10万円程度は
見ておいた方が無難です。
もちろん、中には一時金0円、月利用料5万円といった老人ホーム
もありますが、基本的には金額の高い方が快適に生活出来ます。
一人で介護を抱え込まず、家族や近所の方にも頼りましょう
一度介護が始まると、先が見通しにくく予測が出来ません。
お金はもちろん心身ともに消耗しますので、自分一人ではなく
家族間での役割分担を決めましょう。
頼れる家族がいない(一人っ子、兄弟が疎遠等)のなら、
ご近所の方に協力をお願いしたり地域包括支援センターに相談するなどして、
無理なく続けられる介護方法を模索しましょう。
親の資産一覧について把握しておきましょう
日本人は表立ってお金の話をすることに抵抗があり、
特に親子間では余計に聞きにくいと思います。
しかし、ある程度は把握していないと、いざという時に
計画を立てられず、お互いにとっても良くありません。
大ざっぱで構わないので、預貯金や不動産、加入している
保険の内容などは家族間で話し合って共有しましょう。
介護計画を立てましょう
介護を始めるにあたって、自宅で暮らす(在宅介護)、
または施設に入居するのかはとても大きな選択です。
在宅介護の場合、家族にかかる負荷は大きくなります。
一方、施設に入居だと家族の負担は減りますが、その分出費は増大します。
いずれにせよ家族での協力が不可欠ですので、前述した資産状況を
確認しつつしっかり話し合いましょう。
介護保険のしくみについて知っておきましょう
介護が必要になった際に助けになるのが「介護保険」です。
40歳以上の人が加入する公的な制度で、必要な介護度合い(要介護度)に
応じて、決まった金額以内で介護サービスを受けることができます。
病気等によって介護が必要になった場合、すぐに住んでいる地域の
「地域包括センター」に相談しましょう。
要介護認定には時間がかかります。
通常1カ月程度、場合によってはそれ以上の期間がかかる場合
もあるため、なるべく早めに申請を行いましょう。
かかりつけの病院を見つけておきましょう
定期的に通えるような、かかりつけの病院を見つけましょう。
いざという時(介護保険の申請時等)、主治医として手助けしてもらえます。
何かあった時に相談にも乗ってもらえますので、なるべく早いうちから、
可能な限り家から近い病院を見つけておきましょう。