自分の子どもは発育が悪い?

こどもの発育には個人差があって当たり前のことです。
しかし周りにたまたま背の高い発育の良い子ばかりが集まってしまうと、背が少し低めの自分の子どもは発育が悪いものかと心配になりますよね。

背の高い女の子も増加傾向にある

最近は背の高い女の子を見かけることも一般的となってきて、少し前までは平均的だと思われていた身長の子でも、背の低い子扱いされている子もいますよね。
特に男の子が小さ目だと可哀そうだと思う両親が増え、子どもにカルシウムをたくさん摂るようにと、サプリメントまで購入して飲ませてしまう方もいるようで、大変問題視されています。

カルシウムの多量摂取は危険!

牛乳をたくさん飲んでカルシウムを摂取する分には、人の体には悪い影響を与えることはないと言われています。
たくさん飲んだところで、飲み物や食物に含まれている程度であれば、多量摂取するまでに至りません。
しかしカルシウムが濃縮されたサプリメントを飲むことで、体内は常にカルシウムを多量摂取した状態となってしまいます。

健康食品やサプリメントで一度に多量のカルシウムを摂取すると、上限量を上回ってしまう危険性があります。

例え決められた範囲内であっても、過剰摂取となることもあります。

多量摂取するとこんな悪影響が!

①カルシウムは体に蓄積される

①カルシウムは体に蓄積される

カルシウムは一定の速度で処理されていて、たくさん摂取すればするほど、処理が間に合わなくなります。

カルシウムの体内での処理スピードには限界があります。この限界を超える速度でカルシウムが体内に入ってくると、腎臓は排出処理が間に合わずしだいに「結石」として蓄えてしまいます。

こうなってしまうと、排尿時に激痛を伴います。

カルシウムをとり過ぎた場合、鉄・マグネシウム・亜鉛の吸収を妨げます。

摂取することばかりを考えるのではなく、摂取しやすい環境を作ることも大切ですよね。

②軟骨が石化してしまう

②軟骨が石化してしまう

カルシウムの多量摂取により、血液中に過度にカルシウムが取り込まれることで、軟骨がどんどん石化するような事態に陥るこどもがいます。
この石化が進むことで逆に身長は伸びなくなり、顔は大人だけど体は子どもという様な、発育不全が起こってしまいます。

③血液疾患を引き起こす

③血液疾患を引き起こす

内臓で処理できなくなったカルシウムが体内に常に残ることで血管疾患を引き起こし、低年齢層での死亡率を上げてしまうという報告が、海外のメディアでは報道されています。

血液中のカルシウム濃度を一定に保つため、薄くなれば骨から溶かし出し濃度を濃く、高くなりそうになれば逆に骨にどんどん蓄えていきます。
この濃度バランスが崩れれば、骨の丈夫さの他に、幻覚などの神経系症状、動脈硬化や心筋梗塞にも繋がる危険性があるのです。

過度に体内に蓄積されることで、様々な影響を及ぼします。

カルシウムの過剰摂取は総死亡リスクや心血管疾患による死亡リスクにつながるため、高齢者の骨折を防ぐ目的であっても、サプリメント等での補給は、すでに十分なカルシウム量を摂取している女性も含めるのではなく、少量しか摂取できていない女性に絞るべきと、研究グループは主張する。

こどもだけではなく大人になればなるほど、カルシウムの分解能力は失われます。

バランス良く健康的な生活を!

カルシウムに限らず、どんな栄養素でも同じことが言えますが、サプリメントに頼らずに食物でバランス良く摂取することが大切です。
過剰摂取をして体に悪影響を及ぼすリスクを高めてまで、発育にこだわる必要はありません。
背が低いから周りと違うから発育が悪いということではないので、子どもが健康でいるためにも、自然に身を任せることも大切なことなのです。



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