リスクを知って備えよう!35歳以上の「高齢出産」で気を付けたい事まとめ
35歳以上で初産を迎える方の出産を高齢出産と呼びます。女性の社会進出が当たり前になり、
結婚の時期が遅くなった事で、高齢出産の割合も増えました。
今回は、リスクをまとめて安心安全な出産ができるようアドバイス的なニュアンスでまとめています。
高齢出産には、こんなリスクがあると言われています。
まずは 『妊娠高血圧症候群』
これは、2005年以前には「妊娠中毒症」と呼ばれていたもので、妊娠によって母体の血管や内臓にかかる負担が大きくなることが原因で
高血圧やたんぱく尿などを引き起こす。
しなやかな血管を目指しましょう
血管のメンテナンスにおいて大切なのが食生活と運動。特に食事は何を摂るかで血管の内皮細胞の若々しさが違ってきます。
塩分や糖質、脂質の摂り過ぎには注意が必要ですが、血管のために積極的に摂りたいのが抗酸化成分です。
血管にとって活性酸素は内皮細胞を傷つける天敵のようなもの。様々な抗酸化成分を含む野菜や果物を摂る習慣は、血管の内皮細胞の保護に役立ちます。
その代表が、オリーブオイルや赤ワインのポリフェノール、トマトのリコピンなど。こうした食材がそろう 「地中海式食事法」は、
大変理にかなった一つの食べ方だと思います。
高血圧、蛋白尿、浮腫・・。3大症状、予防のためには
妊娠中の体重増加の目安
妊娠前やせていた人の体重増加 =9~12kg
普通の体型の人の体重増加 =7~10kg
太っていた人の体重増加 =5~7kg
バランスのとれた食事…
カロリーの目安を知っておきましょう!
妊娠初期 2000カロリー/1日
妊娠中期 2250カロリー/1日
妊娠後期 2450カロリー/1日
妊娠中は、食塩として1日10g以下を目安にします。
適度なスパイス、お酢などを使って、塩分が少なくても食べやすい料理を考えましょう
交感神経が緊張すると血圧が上昇するので、
リラックスできる生活を!
『流産のリスク』が高まります
全妊娠の自然流産率(10~15%)に対し、35歳以上では約20%ともされています。
主な原因として卵子の老化、またそれに伴う胎児の先天異常があげられるでしょう。
流産は悲しいことですが、100%の予防策はありません。自然の厳しい一面であり、また若い人も10人に1人は経験することです。
出典:高齢出産のリスク
卵子の質をあげるための生活
●体を冷やさない
女性に多い冷え性は、卵巣の機能低下を招くので、冷たいものの取りすぎを避け、できるだけ体を温める服装を心がけよう。
一日の終わりに、ぬるめのお湯にじっくりと浸かるのもおすすめだ。
●ストレスを溜めない
活性酸素を発生させて生殖細胞をサビつかせるストレスの存在も見逃せない。
現代社会に生きていれば誰だって多少のストレスは抱えるものだが、あまり溜めすぎると卵子の老化につながってしまう。
●ミトコンドリアの活性化
出典:卵子の質をあげるために
『染色体異常』もリスクとなっています
葉酸は母体にとても大切な栄養素なんですね
出典:旬の「きのこ」たっぷりメニュー 葉酸強化レシピ - gooベビー
貧血にも注意、妊婦さんのツイート
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外科病棟看護師として5年間働いておりました。
結婚を機に退職、3人の子供の子育てに奮闘中です。
仕事の経験、子育ての経験、末娘が重度知的障害があるため福祉との関わりを元にしたまとめ記事の作成を得意としております。
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まずは、高齢出産のリスクをきちんと理解して、不要な心配でストレスを抱える事を回避したいですね。