1 食物繊維たっぷりの食べ物を摂取する

便秘には食物繊維をとるというのはよく聞きます。食物繊維という言葉はよく聞きますが、実は食物繊維は2種類あります。大きく分けると「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」です。

不溶性食物繊維とは水に溶けにくく、水分を吸収してカサを増やして老廃物の排出を助けます。代表的なものはそば、コーンフレーク、かぼちゃ、ごぼう、さつまいも、ブルーベリーなどです。

水溶性食物繊維とは水に溶ける食物繊維で、腸内で水分を抱え込み便を柔らかくして排泄を助けます。代表的なものはアボカド、ニンジン、さつまいも、プルーン、キウイなどです。

この2種類の食物繊維をバランスよく摂ることが便秘解消になります。

2 水分を補給をしっかりする

妊娠中に水分をしっかり補給すると、血液の流れが良くなります。お腹の赤ちゃんにサラサラな良い血液を届けるために、水分補給をしっかり行うことは不可欠です。また、水分を十分に摂取することにより便が柔らかくなり、多くの妊婦さんが悩まされている便秘解消にも効果的です。

特に朝の目覚めに一杯のお水を飲むことで腸の動きが活発になり、水分を補給することで便がやわらかくなり、排便をスムーズに行えます。飲む物は水やノンカフェインのお茶などが適しています。

3 体を温める

湯船につかる

妊娠中の冷えは大敵です。体が冷えてしまうと血の流れが悪くなり、お腹の赤ちゃんへの血液の送りが鈍くなってしまいます。また冷えることで腸のぜんどう運動が低下してしまい、便秘につながってしまいます。夏になるとシャワーですましてしまうことも多いですが、湯船につかって体をあたためたり、半身浴をすることが便秘解消につながります。

腹巻をする

冷えによって胃腸の働きが弱くなったしまうので、腹巻をして体を温めることも便秘解消に効果的です。妊婦に冷えは大敵なので、お腹を触ってみて冷たいようなら体が冷えているサインになるので要注意です。
腹巻は寒い時だけにつけるイメージがありますが、夏場でも冷房がついていると冷えてしまうので腹巻をしてあたためましょう。日中だけでなく、就寝時も腹巻をつけ冷えないようにした方がいいです。

4 適度な運動をする

妊娠中は激しい運動は控えた方がいいですが、つわりも落ち着き、妊婦健診で何も問題がなければ軽い運動をすることが便秘解消の方法になります。運動をすると肺に入る酸素の量が増え、新鮮な酸素が体にいきわたり、運動の刺激によって腸の運動も活発になります。
また、妊娠すると姿勢が悪くなりがちになるので、意識して背筋を伸ばすことで腸の動きもよくなるので、日々の生活で姿勢が悪くならないように正すように気を付けましょう。
運動はウォーキングや、マタニティーヨガ、マタニティースイミングなど体に負担がかかりすぎずに無理のない運動にしましょう。

5 ツボを押しやマッサージをする

ツボを押すことで血行不良が改善され便秘解消につながります。便秘にきくツボをいくつかご紹介します。テレビを観ながらでも簡単にできるので試してみてください。

・間使「かんし」
手首のシワ部分から指4本分の腕の内側を少し強めに1分程押す

・支溝「しこう」
手の甲側で手首の中心点から肩に向かって指4本分下のあたり、2本の骨の間を親指の腹をつかって強く真下に押す

・三陰交「さんいんこう」
内くるぶしから指4本分くらい上で骨と筋肉の境目を、ゆっくりと息を吐きながら静かに押し、息を吸いながら離す。1日3回ほど行う。ただ三陰交は陣痛を早めるツボとしても効果があるので、押す時期や強さなどには注意しましょう。

ツボ押しは簡単にできる便秘解消法ですが、効果には個人差もありますし、子宮の収縮を早める影響もあるのでやりすぎに注意してください。



関連するキーワード

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

更新情報をtwitterで受け取る

更新情報をpush通知で受け取る

関連するまとめ

出産祝いを貰ったら?内祝いの選び方と厳選アイテム!

赤ちゃんが産まれたら、たくさんの方に祝福していただいたり、お祝いをいただくかと思います。出産祝いをいただいた…

marotabi / 7501 view

助成補助や医療費補助はあるの?気になる妊婦健診の費用のこと

妊婦健診の費用は、病院や自治体の補助によって大きく変わります。でも、相場や検診の頻度を知っておきたいものです…

ReilyLady / 5249 view

妊娠中に薬は飲んでいいの?体調が悪い時はどうしたらいいの?

妊娠中に体調を崩してしまったりすることもあるかと思います。そんな時、市販の薬を飲んでいいのか?病院は何科に行…

yoc97★ / 5376 view

痛みや傷は?妊娠したら知っておきたい帝王切開のこと

よく耳にする帝王切開という言葉。妊娠・出産の経験がある人でも、どういうものかきちんと知らない人が意外と多いの…

tikatika / 8865 view

世界に1つだけ♪出産祝いに喜ばれる名入れギフト5選

出産祝いといえば可愛いものやおしゃれなものがたくさんありすぎて何にしようか迷ってしまいますよね!沢山ある中で…

yoc97★ / 5714 view

リスクを知って備えよう!35歳以上の「高齢出産」で気を付けたい事まとめ

35歳以上で初産を迎える方の出産を高齢出産と呼びます。女性の社会進出が当たり前になり、 結婚の時期が遅くなっ…

さくらしまこ / 10159 view

出産育児一時金と直接支払制度って何?知って得する活用法

子供が生まれてくることは喜ばしいことですが、一方でとても出産費用がかかるという現実もあります。そんな時、出産…

いっち / 6196 view

妊婦の間に作ろう♪簡単に手作りできるベビーへの贈り物5選

初めての赤ちゃんへのプレゼントにママの愛情たっぷりの手作りのアイテムを贈りましょう♡ここでは簡単に作れる手芸…

yoc97★ / 7442 view

妊娠初期のつらいつわり...こんな食べ物で乗り切ろう7選

妊娠初期は、赤ちゃんが授かった喜びと同時に、体の不調が次々に出てくる時期でもあります。その中でも食べると吐い…

manahaha / 10859 view

体温で本当に分かるの?排卵日と妊娠タイミングの関係について

妊活として基礎体温で排卵日を計算している人も多いのではないでしょうか。基礎体温を測ることで、排卵日が計算でき…

ReilyLady / 9345 view

まきっぺまきまき

3歳と1歳のママです。流産、切迫流産、切迫早産を経験しましたが今は2人の元気な子供たちと毎日バタバタ過ごしています。私の経験したこと、学んだことがお役に立てればと思います。

アクセスランキング

人気のあるまとめランキング

Facebookページ

フォローして新情報をチェック

twitterをフォロー

フォローして新情報をチェック