利用しないともったいない!私的年金の1つ「確定拠出年金」4つのメリット
ここ数年、「貯蓄から投資へ」というフレーズを耳にすることが増えました。
少子高齢化が進む今、預貯金や国の年金だけに頼るわけにはいきません。
導入する企業の増えている「確定拠出年金」について紹介したいと思います。
確定拠出年金とは
確定拠出年金とは、加入者自身が資産運用の対象を選ぶ年金制度です。
投資信託や定期預金など、いくつかの選択肢から自分自身が
運用する商品を選択して(通常)60歳まで運用していきます。
退職後にいくらもらえるかは、運用の成果によって変わってきます。
「自己責任」の年金とも言われており、2001年に開始されて以降、
徐々に利用者が増えています。
「企業型」と「個人型」の違い
サラリーマンの方が務める会社に確定拠出年金の制度があれば、
企業型に加入することが出来ます。
もし会社が導入していない、あるいは自営業者等の方(きちんと国民年金保険料
を納めている人に限る)は個人型に加入することが出来ます。
メリット①掛け金拠出が非課税
給与の中から税金を引かれる前に運用に回すことが出来るため、非課税となります。
つまり自分の老後のためにお金を積み立てると、現在の所得税、住民税が軽減されるのです。
10年20年と積み重なると決して小さな額ではありません。
メリット②運用益も非課税に
一般的な金融商品の場合、運用益に20%の税金が課せられます。
しかし確定拠出年金は運用で得られた収益のすべてに税金がかかりません。
そのため、年数を重ねるほどに複利効果が大きくなります。
メリット③年金、または一時金受け取り時における税金の優遇措置
拠出年金を受け取る際には税品がかかりますが、
年金で受取る場合は「公的年金等控除」、一時金で受取る場合は
「退職所得控除」が適用されており、税金に優遇措置がとられています。
メリット④転職した際、積み立てた年金を持ち運べる
転職した際は口座ごと転職先の会社に持ち運んで、継続して運用することができます。
転職先の会社が確定拠出を導入していない場合、個人型に加入することが出来ます。
逆に今まで個人型に加入していて転職先が確定拠出を導入していたなら
企業型に切り替えることが出来ます。
いずれの場合も、これまでに積み立てた金額が無駄になることはありません。
メリットばかりではありません!デメリットについて
メリットばかりのようですが、デメリットも存在します。
まず、年金であるため「原則60歳まで出金できない」こと。
そして運用の結果については「自己責任」であることです。
例えば2008年のリーマンショックのような事態が起こった場合、
掛け金の元本を大きく割り込む可能性があります
(例:200万の元本が150万円になった、等)。
もちろんその逆に大きく増える可能性もありますが、
しっかりと勉強する必要があります。
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閲覧、ありがとうございます!
仕事一筋でしたが、最近ようやく家族について考えるようになりました。
拙い部分も多いと思いますが、どうかよろしくお願いします。
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