
5人の少女の身に起こった謎の皮膚炎!日光とフルーツが及ぼす恐ろしい危険性とは?
原因不明の皮膚炎に悩まされた、7歳~11歳の女の子たちを元に、TVで放映されて一躍話題となったニュースです。
原因不明の皮膚炎
後日膨れ上がり病院へ
柑橘系フルーツによる火傷だった
普通の日焼けが第1度熱傷ですから、植物性光線皮膚炎では果実に含まれる化学物質によって日焼けが甚大化するということでしょうか。 エッセンシャルオイルにも光毒性のあるものがありますが、そういうオイルが原因で生じる症状も植物性光線皮膚炎であるようです。
柑橘系フルーツのみならず、柑橘系のアロマオイルなどを使用したあとに、日光に浴びることでも引き起こしてしまいます。
その他、柑橘系の香水もフルーツ油を含んでいる場合があるようで、注意が呼びかけられています。
何故火傷を引き起こすの??
皮膚に付着した物質(例えば化粧品や塗り薬)が太陽光線のエネルギーを吸収して、そのエネルギーを皮膚に向かって放出するため、日焼けのような炎症を起こします。
一瞬であれば日焼程度でも、炎天下に1日中当たるような場合は、取り返しのつかないような事態に発展します。
植物性光線皮膚炎の症状の程度は、肌に付着する化学物質の量と、肌が日光にさらされる時間の長さにより決まります。
長時間に及び日光の光を受けるような場合は、要注意です!!
植物性光線皮膚炎による痛みと炎症は数日で直りますが、色素の沈着は数週間から数ヶ月ほど残ることがあります。
顔の様な隠せない部分に、重度の火傷の跡が残ってしまっては最悪です。
植物性光線皮膚炎を防ぐには?
植物性光線皮膚炎は日焼け止め(SPFが30以上のもの)で防ぐことができます。 果実を扱う前に日焼け止めを塗っておくことで、肌に付着する果汁と紫外線の間に日焼け止めの層が形成されるためです。
無難に柑橘系ジュースは避けましょう。
アメリカで実際に起こった事件ですが
夏の日にプールで遊んでいた少女たちが
自宅へ帰った直後から
原因不明の皮膚炎に悩まされていました。