
経産婦のママこそ気をつけたい子宮筋腫、漢方は使えるの?
子宮筋腫は良く聞く病名でも、まさか自分がと思っている方も多いのではないでしょうか?今回は東洋医学の漢方が子宮筋腫にも使えるものなのか調べてみました。
子宮筋腫は女性特有の病気で、子宮の筋肉にできる良性の腫瘍です。発症する率は、30代後半の経産婦さんに多いと言われています。また、子宮筋腫は女性ホルモンの働きが大きく関わっていると言われていて、はっきりとした原因が特定できないために、完全に予防することは難しいと言われています。でも万が一のことが起きてしまったら、可能な限り手術は回避したいですよね。
そこで、漢方に注目をしてみました。漢方は日本人の体質に合わせて研究開発されてきたものですが、子宮筋腫にも漢方は使えるものなのでしょうか。
また、どんな漢方があって、どれが向いているのかを調べてみました。
子宮筋腫に漢方は使えるの?
子宮筋腫の治療方法として漢方を使用することはできます。漢方が薬と違うところは、薬が直接病気自体に働きかけるとしたら、漢方は、病気になった体自体に着目して、根本的に病気を解決していくものです。
つまり、漢方は子宮筋腫を手術や薬で散らすのではなくて、ホルモンバランスや、病気を起こすことに至った体の不調を根本的に解決して、体質改善を促していきます。やはり、直接働きかけるものではないので、治療に時間が必要だったり、完治させることが難しいこともあります。
どちらかというと、進行を遅らせたり、再発防止のサポート役として使用されるケースが多いようです。
漢方で本当に子宮筋腫は小さくなるの?
漢方では血の循環が滞ることで病気になって行くと考えられていて、子宮筋腫の治療では、血の巡りを改善する漢方が処方されます。症状や個人の体質によって処方されるものも変わります。
血の巡りを良くすることは、体全体のホルモンバランスを整えることに繋がり、子宮筋腫の原因と言われている冷え性や、ストレスを軽減することで、子宮筋腫を小さくすることができると言われています。
治療で使われている漢方ってどんなもの?
子宮筋腫の治療に使われている漢方にはどんなものがあるのか調べてみました。症状によって、処方されるものも違うようです。症状別の漢方をまとめます。
婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)
血行を良くして体を温めてくれるので、冷え性を改善してくれて、利尿作用があるので不要な老廃物を流してくれます。疲労回復や食欲不振を改善してくれます。血の巡りを改善することで、子宮や卵巣の動きを助けてくれます。
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
血行を良くして、生理痛の痛みがひどい時の鎮痛効果もあると言われています。体を温めて、下半身の冷え性にも効果があります。
血府逐瘀丸(けっぷちおがん)
古くから使われている漢方で、血管を広げて血行を良くしてくれる働きがあり、慢性的な頭痛にも効果があるとされている漢方です。体の代謝能力をあげてくれて、高血圧での頭痛や火照りにも使われることがあります。

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2013年生まれの女の子を持つ育児奮闘のワ―ママです。
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