ダイエットの停滞期を乗り切れ!健康に痩せるために注意すること
出典: 写真AC
ダイエットをしていると「停滞期」がすぐきちゃう人いませんか?どうしたらいいのでしょう。もっとストイックにダイエット?それともあきらめちゃう?停滞期は体からの大切なメッセージです。どんな内容のメッセージか考えてみましょう!
1.なぜダイエットに停滞期があるの?
「瘦せてきた!目標体重まであともう少し…。」
そう思っていたら落ちなくなってきた体重。
ダイエットの停滞期はなぜあるのでしょう?
色々ある理由の中の一つに「体の防御反応」があります。
簡単に説明してみます。
今まで食べてきた量を減らした
↓
体重が落ちた
↓
体はビックリして危機感を覚えた
↓
体重が落ちないように栄養を貯めこむようになった
↓
結果、体重が落ちにくくなった
全ての方に当てはまるわけではありません。
しかしこんな感じになっている人も中にはいるようです。
2.停滞期こそダイエットを見直すチャンス!
極端な食事制限によるダイエットをしていませんか?
ダイエットをしているのに停滞期が長く続いている。
そんな人はそのダイエットが自分に合っているのか見直した方がよいかもしれません。
そのまま続けていて健康を害してしまわないか心配です。
3.本当に痩せる必要があるのか?
そもそもあなたは痩せる必要がありますか?
同じ身長・体重の人でも痩せて見える人もいれば、ポッチャリに見える人もいます。
痩せ・標準・肥満…この判定は体重、身長、体脂肪率などを総合的に見て判断する必要があります。やっているスポーツや時には職業を考慮することもあります。
誰かのマネをする必要はありません。
あなたにとっての健康体重になれば大丈夫です。
一般的な標準体重の出し方です。
身長から、自分の適正体重を知る。
身長(m)×身長(m)×22=標準体重
たとえば、1m70cmの方なら 1.7 ×1.7×22 = 63.58
63.58kg が適正体重となります。
出典:日本医師会
標準体重ピッタリでなくていいのです。
BMIという指標も参考にして下さいね。
肥満度の判定には、国際的な標準指標であるBMI(Body Mass Index: 体重(kg)/身長(m)2)が用いられています。男女とも標準とされるBMIは22.0ですが、これは統計上肥満との関連が強い糖尿病・高血圧・高脂血症に最もかかりにくい数値とされています。
肥満の判定にはイロイロな指標があります。
4.数字にしてみて冷静になろう!
健康診断で肥満を指摘された場合などでも、ただ痩せたいでは健康を害する恐れもあります。
停滞期の人こそ数字で自分を把握してみて下さい。
体重計、体脂肪計、活動量計などが気軽に購入できます。
それほど高機能のお値段が高い機種でなくてもいいのです。
毎日測定して増減を数字で確認するということが大切です。
「意外と最近歩いてない」
「体重は昔と変わらないのに体脂肪が増えてる」
数字にしてみると色々なことが見えてきますよ。
健康診断はお住まいの市区町村で無料で受けられることが多いです。その機会に医師、看護師、栄養士などに相談もできます。せっかく税金を払っているのです。サービスは使わないと損ですよ!
停滞期を乗り切るには医療者の意見も聞いてみましょう。
5.まとめ~停滞期は体の意見を聞こう!~
停滞期は体からのメッセージです。
急に減量し過ぎていないか?
栄養バランスを崩していないか?
運動をしているか?
メッセージの内容を考えてみて下さい。
ダイエットをして痩せたとしても青白い顔、ガサガサの肌では美しいとは言えなくなってしまいます。
自分にとって健康な習慣を身につけることが、ダイエットの最終ゴールなのですよ!
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標準体重の算出方法は他にもあります。