通常時の基礎体温グラフとは?

基礎体温は、排卵が正常に起こっている女性の場合、排卵日を挟んで低温期と高温期に分かれます。グラフを見て、一番体温が低くなる日に排卵が起こり、排卵日の前に低温期、排卵日の後に高温期があります。

大体の目安となるガイドラインを36.7℃としているグラフが多いですが、通常時の体温には個人差があります。そのため、排卵日を挟んで平均の差が0.3℃から0.5℃あれば問題がないとされています。

低温期と高温期は、生理周期が28日の女性でだいたい約2週間ずつ訪れます。生理周期にも個人差があるため一概に何日続くとは言えませんが、グラフが低温期と高温期に分かれていれば、きちんと排卵が起こっていると考えられます。

生理周期は28~30日ぐらいであり、低温期と高温期の2つに分けられます。そのうち低温期は36.7℃以下で約14~16日間、高温期は36.7℃以上で約14日間続きます。また、多くの女性が低温期の終わりに一瞬体温が下がります。この日が卵巣から卵子が出る排卵日となるのです。
基礎体温は、妊娠時と非妊娠時でも状態が異なります。まず、非妊娠時の健康な女性の基礎体温についてみていきましょう。女性は卵胞ホルモン(エストロゲン)、黄体ホルモン(プロゲステロン)という2種類のホルモンの影響を大きく受けます。この二つのホルモンは、一定の周期で分泌量が多くなったり少なくなったりします。この周期的な変化が、月経周期をつくっていて、月経が起こるのも2つのホルモンの影響です。排卵が起こると黄体ホルモンが分泌されますが、黄体ホルモンには体温を上げる作用があるため、基礎体温のグラフに変化が出るのです。

妊娠したときの基礎体温グラフとは?

妊娠したときの基礎体温は、通常2週間程度で終了する高温期が、生理予定日を過ぎても継続したままになります。

高温期は妊娠が分かってからもしばらく続き、だいたい妊娠4カ月頃まで継続します。

妊娠すると高温期が継続する訳は?

女性の体が高温期に入る理由は、黄体ホルモンの働きによるものとされています。黄体ホルモンは、子宮内膜を厚くしたり乳腺を発達させるなど、妊娠に重要な準備をおこなってくれるホルモンです。

妊娠すると、黄体ホルモンの分泌量は妊娠後期まで増加を続けます。この黄体ホルモンには基礎体温を上げる働きもあるため、妊娠すると体温が上がったままになるのです。

【3週間ほど高温期が続く】ようであれば、妊娠している可能性が高いと言えます。また、月経はあるものの高温期がない場合は、無排卵性月経である可能性があります。2か月から3か月ほど測定することで、高温期が現れるようであれば心配はないでしょう。
また、【月経がなくて17日以上高温期が継続する】ようであれば、妊娠していることが考えられます。月経か判明できない出血が見られたなら、体温が下がった場合は月経であり、下がることがなければ着床出血と言えます。

基礎体温をはかることで、いち早く妊娠に気づける

このように、基礎体温をはかることにより、妊娠検査薬を使用するよりも早く妊娠の可能性に気がつくことができます。

その他、自分の体のリズムを理解することにもとても便利なため、妊活中には積極的に基礎体温をはかるようにしてみましょう。



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