育児休暇について

厚生労働省の発表によれば、2014年度の女性の育児休暇取得率は86.6%だったとのこと。
働く女性の8割が育児休暇を取得していたのですね。
2007年以来、女性の取得率は安定して80%を超えているようです。

労働者は、申し出ることにより、子が1歳に達するまでの間、育児休業をすることができます(一定の範囲の期間雇用者も対象となります)。
 一定の場合、子が1歳6か月に達するまでの間、育児休業をすることができます。

通常、子供を産んだ後も働く意思がある場合は、産休及び育休を取得することができます。
法律によれば、子供が1歳6ヶ月になるまで、つまり最高で1年半育児休業することができるのです。

でも現実問題、そんなに休めるの??

但し法律で定められているとはいえ、保育園の入所事情や会社の都合などでフルに育休を取るのは簡単ではありません。

実際、筆者の周りにいる働くママたちは産後数ヶ月で復帰、というパターンが多いように感じます。

私は産後8週(2ヵ月)で復帰します。
実際は育休も半年位は…と思ってたのですが、会社の都合で取得できなかったので。
12月に出産し9月に復帰しました。
1年休みたかったのですが、前例や雰囲気的に気がひけたので
なるべく早く復帰するようにしました。
私は保育園入園の都合で、5か月で復帰しました。
ちょっと短いかなと思いましたが、
復帰後も時短にしてもらったので、何とかやりくりできました。
産後8ヶ月で復帰しました。

出産して子供が可愛くて
可愛くて、でも4月に保育園に
入れないと、待機児童になる
かもしれなかったので。。

こうしてみると皆さん、早めに復帰されているんですね・・・。
早い方では生後2ヶ月で切り上げています。

やはりフルで育休を取るには難しい理由がたくさんあるようです。

無視できない保育園問題

仕事の都合で会社から早めに復帰をお願いされる場合もあれば、保育園の入園時期の都合で育休を切り上げなければいけない場合もあります。

待機児童問題はもう皆さんご存知とは思います。
多くの人が早めに育休を切り上げて復帰している現状の裏には、子供を待機児童にしないためという理由が隠れています。

どういうことかというと、保育園では0歳・1歳・2歳~と年齢別にクラスが分けられていて、各クラスで受け入れ人数が異なります。

1歳以上のクラスになると、0歳児クラスからそのまま進級する園児が大部分を占めるため、新規受け入れ枠はごく少数となってしまいます。
その僅かな枠に何十人もの応募が殺到するため、激戦となるのです。

0歳児クラスならば枠が空いている可能性が高いため、子供が1歳になる前に保育園に預けてしまうのです。

保育園に入れるために早めに働きに出るって何だか本末転倒な気もしますが、制度上そうしないとどうしても待機児童になってしまうリスクが上がるため、皆仕方なくこの方法を取っているのです。



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snowsnow

現在1歳の男の子の母です。

育児に関する情報を中心に発信していきたいと思います。

よろしくお願いします。

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