意外と多い子供の転落事件

寝返りやはいはい、掴まり立ちができる赤ちゃんだけではなくまだ月齢の低いねんね期の赤ちゃんがお母さんが少し目を離している隙にソファやベッドから転落してしまうケースは意外にも多いのです。
まだ寝返りも打てないはずの赤ちゃんでもいつの間にか動いていた…!なんてことがあるのです。大人にとってはたった数十センチの高さでも赤ちゃんが転落してしまうととても危険ですし命に関わります。
赤ちゃんに危険が及ばぬようしっかりと転落防止の対策をしましょう。

例え数分でも赤ちゃんをひとりでソファーに寝かせるのはやめよう

少しの間なら大丈夫だろうと柵のないソファーの上に乗せて家事をしてしまうことがあるかもしれませんが、とても危険です。
目を離す場合は、というよりも近くにいない場合はソファーで寝かせるのはやめましょう。

赤ちゃんから目を離して家事をする場合はベルト付きのバウンサーに乗せるか、または布団やマットレスを敷き床で寝かせていたほうがいいです。
床で寝かせる場合は小まめに掃除をし赤ちゃんがなるべく埃を吸わないように注意しましょう。

大人用のベッドで添い寝をさせる場合はベッドガードをつけよう

ベビーベッドでは寝てくれず、大人用のベッドでママと添い寝をする赤ちゃんも多いと思います。
添い乳をしそのまま母子ともに寝てしまうこともあるかと思います。
もし、壁際に隙間なくベッドを配置しているのならば赤ちゃんを壁側にして添い寝をしてください。
ベッドの隙間には気をつけてください。ほんの少しの隙間でも赤ちゃんが挟まってしまう場合があります。

赤ちゃんが寝ながらもころころと寝相で動いたり、勝手にベッドを抜け出そうとするなどの恐れがある場合は寝返り防止クッションやベッドガードをうまく使用して対策をしましょう。ベッド下に念のためマットレスなどを引くこともお勧めします。

もし赤ちゃんが転落してしまったら?

絶対にないように勤めることが前提ですが、もしも転落した場合のために応急処置を覚えておきましょう。

■応急処置
意識がある(泣く)かどうかを確認する
転落直後に大声で泣き、嘔吐やけいれんがなく、その後いつもと変わりがないときはひとまず安心です。ただし、頭を強く打った場合には後から症状が出てくることがあるので、2~3日は様子に変化がないかを観察します。意識がない場合はすぐに心肺蘇生法を行い、救急車を呼びましょう(頭をゆすったりしてはいけません)。

たんこぶができたら
冷たいタオルや保冷剤などで冷やしましょう。

頭から血が出たら
傷口を清潔なタオルかガーゼで圧迫して止血し、その後消毒します。傷が大きいときには病院(外科)へ連れて行きましょう。

こんな症状があったらただちに119番を
いつまでたっても泣きやまない
呼吸の様子がおかしい
ぐったりしている
顔色が悪い
けいれんする
吐く
耳や鼻から出血する
外傷がなくても頭蓋内骨折を起こしている可能性があります。ただちに病院へ連れて行きましょう。

どんな時もこれくらいなら大丈夫と自己判断をして放置をしないことが大切です。
掛かりつけの小児科に相談したり、救急相談に電話をして指示を仰いでください。

赤ちゃんを守れるのはあなただけ

今は心配することが多くとても大変かもしれませんが様々な対策をとることは自らの育児の負担をへらすことにも繋がります。
あの時ああしておけば!という後悔がないようにできる限りのことをして我が子を守りましょう。



関連するキーワード

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

更新情報をtwitterで受け取る

更新情報をpush通知で受け取る

関連するまとめ

パパ・ママ必見!子供が小さいうちにおさえておきたい子育てが楽になる5つのポイント!

「三つ子の魂百まで」」の言葉にもあるように、幼い頃に身についたことはいつまでも残っていきます。 子供が小さい…

よしだ あき / 5378 view

保育園の待機児童問題における実態とは?原因と対策を考えてみた

近年になって大々的に報じられた待機児童問題。ですが待機児童に関する問題は以前から存在しました。この待機児童に…

いっち / 10195 view

【ディズニーランド攻略法】一人座りができるようになってからの楽しみ方まとめ

子どもが大きくなり、もうそろそろ楽しめるかな?と遊びに行く前に子連れディズニーの楽しみ方を知っておきましょう…

nana2boys / 10010 view

トイレトレーニングに便利なグッズ「ママも子供も笑顔で卒業」

「トイレトレーニング」と聞くと憂鬱な気分になってしまうママはいませんか?ただでさえ忙しいママのお仕事。増える…

ひらり / 5441 view

断乳ってどうやるの?断乳中のケアや寝かしつけの仕方

離乳食が始まったり、仕事の復帰が近づいてくると断乳という大きな課題がやってきます。今回は断乳中のママと赤ちゃ…

ReilyLady / 4345 view

【岐阜】赤ちゃん連れでも楽しめる東海の子供の遊び場5選

赤ちゃんがハイハイしたり動けるようになるといろんな所で遊ばせてあげたくなりますよね。今回は岐阜県内の赤ちゃん…

sumomomama / 11789 view

リラックスできて、産後鬱にもオススメ!授乳中に適した飲み物6種

母乳のトラブルや睡眠不足など、授乳期には悩みがつきもの。 美味しい飲み物で癒されてみてはいかがでしょうか?

akimama / 10671 view

たまには家族でゆっくり映画三昧♪ 親子で観たいオススメ映画6選

 家族でゲームをするのも良いけれど、たまには自宅でゆっくり親子で映画を楽しむのも、素敵なコミュニケーション方…

timun / 5748 view

赤ちゃんの便秘をすっきり解消!離乳食いちおしレシピ

おっぱいをあげていた頃はあんなに出ていたのに、離乳食を始めてからもう何日も赤ちゃんのうんちがでてくれない…。…

tokakko / 6414 view

【スマホ・携帯】デビューの平均は約14歳!一体何歳から必要なの?

スマホや携帯を、何歳から持たせるのがベストか。 悩んだことはありませんか? あまりに早すぎると、さまざまな不…

HF-LIFE / 24539 view

reichel

子供から学び、子供と成長していく。

子供だった気持ちを忘れない。

そんな育児を目指してます。

アクセスランキング

人気のあるまとめランキング

Facebookページ

フォローして新情報をチェック

twitterをフォロー

フォローして新情報をチェック