子供は生まれおちたその日から、言葉にはできなくても常に何かを感じ、さまざまなことを吸収ながら日々成長しています。「三つ子の魂百まで」という言葉もあるように、幼い頃に身についたことはいつまでも残っていきます。ここでは、できるだけ小さいうちにおさえておきたい子育てのポイントをご紹介いたします。

しっかり愛情を伝える

近年、子供のいじめや自殺、ひきこもりや自傷行為など子供に関する痛ましい事件が後をたちません。スクールカウンセラーで医師の明橋大二さんは「子供の自己肯定感」が低くなっている、と指摘しています。「自己肯定感」とは「自分は生きている意味がある、存在価値がある」と感じられることです。

子供が小さいうちから折に触れて「大好きだよ」と伝えてあげましょう。言葉にするのが照れくさかったら「おはよう」とか「おかえり」のタイミングでハグをするだけでもいいでしょう。小学校高学年にもなると、照れや反抗期などが原因でなかなかストレートに伝わらなくなりますから、小さいうちにしっかり伝えておくことが大切です。

子供の言いなりにならない

「泣いたからおもちゃを買った」「ぐずるからお菓子を与えた」など、親にとっても子供の要求を聞き入れたほうが楽な場合もあります。しかし、こういうことを繰り返すと子供は「泣けばいうことをきいてくれる」と学習していきます。そして要求がとおるまで、泣いたりダダをこねたりするようになります。

ただし「抱っこして」「絵本を読んで」など、子供が愛情やスキンシップを求めてきたときには、しっかりと応えてあげてください。食事の準備中だったりして手が離せないときや時間のないときなら「今は手が離せないから10秒だけね。」などと断って、本当に10秒できりあげるようにしましょう。

基本的な生活習慣を身につける

「早寝・早起き」「3度の食事」などの生活習慣は育った家庭の方針によって大きく左右されます。将来の健康や学力にも関わることですから、小さいころからぜひとも習慣にしておきたいものです。小さいころから「当たり前」にすることで、比較的容易に身につけることができます。

本を読む習慣を身につける

会話のなかで「テレビでいってたんだけど」というのと「本で読んだんだけど」というのでは、受け取り方が違ってきませんか。本を読む、というとなんとなく知的なイメージですよね。本を読むことのメリットは、もちろんイメージだけではありません。読書量は子供の読解力を左右します。ぜひ、小さいうちから本を読む習慣を身につけてあげてください。場所を選ばず、一人でいつでもできる読書の楽しさを知っていることは、人生をより楽しくることにもつながります。

他者への思いやりを育む

「ごん狐」で有名な児童作家の新美南吉は著書「モチモチの木」のなかで「人間やさしささえあれば、なんだってできるもんだ」と登場人物に語らせています。「ドラえもん」ののび太くんを例にするほうがわかりやすいかもしれません。普段は意気地なしでも、いざという時(映画のはかはほぼ皆無ですが)には驚くような力を発揮します。

誰にでもコンプレックスはあるけれど、いざというときにがんばることができればいいんだよ、というメッセージもこめられているように感じます。
子供の思いやりを育むには優しく接する以外に方法はありません。優しくされる心地よさを知っている人だけが、他人へも優しくすることができるのではないでしょうか。



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