日本人と花粉症

日本人は花粉症を患っている率が多い国民だといわれています。花粉症の原因として有名なものは、スギ花粉が有名ですよね。

ですが花粉症の原因とはこのスギの花粉だけではなく、イネ花粉であったり、マツ花粉であったり、ありとあらゆる種類の植物の花粉は、日本国内で一年中、何かしらが飛んでいるわけです。

その人その人によって反応する花粉が違っていて、昔私が高校生のころの理科の先生が教えてくれたのですが、人にはそれぞれ、スギならスギ、イネならイネ、ヒノキならヒノキの容量ボックスを持っていて、また容量ボックスの大きさは人によって様々なのだそう。

そしてそのボックスに入りきるまでの花粉であれば花粉症は発症しないそうなのですが、ある日積もり積もったボックスの花粉が、容量がパンパンになりあふれ出た時に、花粉症を発症するのだそうです。

昔はさほど花粉症、花粉症と話題にならなかったのに、なぜ昨今はこんなにまで花粉症に悩む日本人が増えたでしょうか?

花粉症と大気汚染の関係

昔はさほど花粉症、花粉症と話題にならなかったのに最近増えている理由は、自動車や工場から排出される排気ガスなどの大気汚染が大きく関係しているのだそうです。

花粉が空中に舞い上がり、排ガスや汚い空気と混ざり地面に落ち、それを吸い込むことで症状がよりひどくなるのです。もちろん花粉症を悪化させるリスクファクターは、排ガスなどの環境汚染のほかにも、不規則な生活、偏った食事から来る生活リズムの乱れや、オフィスや住宅などの建物のつくり(より気密性に優れた素材や建築方法が発達し、ハウスダストの原因となるカビやダニなどのアレルゲンの発生を助長させてしまうなど)も関係しています。

それでは一体どうすれば花粉症の症状を少しでも抑えることができるのでしょうか。

花粉症を少しでも緩和させるためには

①免疫力

花粉症やアレルギー予防のために家を建て替える、なんてことはなかなかできませんから、まずは自分でできることから始めていきましょう。

まず、花粉症などのアレルギーに立ち向かうには免疫力を高めることが大切になってきます。免疫力を高めるためには、規則正しい生活、適度な運動、バランスの良い食事を摂ることが大事です。

お菓子など糖分を摂りすぎると体温が下がるといわれています。体温がたった1度下がるだけで免疫力は25~30%ほど落ちるそうなので、新陳代謝を上げるためにも適度な運動も必要です。

②乳酸菌とビタミン

そしてヨーグルトなどの乳酸菌や大根やネギなどのビタミン類を多くとると花粉症の緩和につながるそうです。

③ルイボスティーやローズヒップティー

美容に良いとされるローズヒップティーやルイボスティ―などもまた花粉症に効果があるとされています。これらは女性には大人気ですよね。女性ホルモンのバランスも整えてくれると言われています。

④市販の花粉症薬

手っ取り早く花粉症対策をしたいというのであれば、ドラッグストアなどでも市販の花粉症薬が売っています。

種類もたくさんあるのでどれが良いのか迷ってしまいますが、こればかりは自分の体質、自分の持っている花粉症との相性があるため実際に色々試してみるしかありません。市販薬でも体質に合えばとても効果を得られますよ。

最後に。

毎年、なんなら一年中何かしらの花粉ら飛んでいますから、花粉症持ちの人は年中とてもつらいですよね。あまりひどいようであれば、薬なども自己判断で市販薬を飲まずに病院へ行きましょう。

持病の薬を飲んでいる人も、花粉症薬との飲み合わせなどもあるためそのあたりも踏まえて薬を処方してもらえます。皆様が少しでもつらい花粉症の症状を緩和できますように。



関連するキーワード

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

更新情報をtwitterで受け取る

更新情報をpush通知で受け取る

関連するまとめ

春だけじゃない!秋冬にも多い花粉飛散情報と対策

「花粉症」は立派な病気です。春だけだと思われがちですが、花粉は年中飛んでいて、秋に発症する人も多いそうです。…

サクマメグム / 7196 view

【赤ちゃんの情緒と発育を豊かに】ベビーマッサージ教室で親子の絆を深めよう!

赤ちゃんとパパママ、みんなが幸せになれるメリットたっぷりなベビーマッサージをはじめてみませんか? ベビーマッ…

reichel / 4761 view

子供の足の骨がでる!?スポーツ障害の症状と治療法を知ろう

有痛性外頸骨とは、耳慣れない言葉とは思いますが、意外と身近にあるスポーツ障害ですので紹介したいと思います。

さんにんのまま / 14954 view

下半身太りの原因・理由は?あなたに合ったダイエットがこれでわかる!

ダイエットでもなかなか痩せない下半身太りで悩んでいませんか? 上半身に比べて下半身はすぐに太るし、なかなか…

アイダ / 6483 view

産後ダイエット上級編!5分間サーキット運動プログラム

自分のことに時間はかけられないけど、産後ダイエットは確実に成果を出したい!というママ必見の5分間サーキットト…

ReilyLady / 5756 view

【痒い・痛い・赤い】もうイヤ!足のカミソリ負けを防ぐには?

ムダ毛を自己処理している人の多くは、カミソリ負けに悩んでいることでしょう。 痛みや痒み、赤くなった肌はなかな…

Qualion38 / 4064 view

アフリカマンゴノキは痩せる?科学的根拠がないってホント?

痩せる!と話題の「アフリカマンゴノキ」製品が世の中にたくさんあふれています。しかし、一方で「痩せる効果は疑わ…

伊藤シャーク / 4572 view

腸は第二の【脳】だった!気を付けるべき腸の病気とは?

脳と腸は互いに密接に関わりがあり、【第二の脳】とも呼ばれるほど。腸は人の身体の中で最大の免疫組織であるといわ…

tokakko / 5882 view

妊娠への影響は?実は女性にとって身近な病気「子宮筋腫」とは?

子宮筋腫という病名は、よく耳にしますが、どのようなものかよく知らない人、意外と多いのではないでしょうか。実は…

tikatika / 4622 view

花粉症で目がかゆい時!効果バッチリのおすすめ目薬5選

つらい花粉症。くしゃみや鼻水もさることながら、目のかゆみもやっかいですよね。パソコンやスマホなどをよく使う人…

myia / 4922 view

蓮ママ

岡山在住、30代前半。
高校卒業後アメリカの大学に進学、卒業と同時に帰国。
帰国後は英会話講師、自動車整備士を経て現在0歳児の育児に奮闘中です。

アクセスランキング

人気のあるまとめランキング

Facebookページ

フォローして新情報をチェック

twitterをフォロー

フォローして新情報をチェック