何読もう?読み聞かせ童話・昔話10選
町の本屋さんや図書館には、子供向けの本がたくさん!子どもの頃に見覚えのある懐かしい昔話や、パッと目を引く鮮やかな色使いの綺麗な絵本。夢のあるおとぎ話や、ひねりのあるとんち話、日本のお話、外国のお話、それはもうたくさんあってなにから選んでいいのか迷ってしまいますね。小さな子どもでも楽しめて、本を好きになってくれそうな読み聞かせにぴったりの本選びのヒントをご紹介します。
1. アンデルセン童話
ゲームやYouTubeばかりの娘(小3)に、何とか絵本好きになってもらおうと、寝る前に1冊ずつ絵本を読んであげることにした。今夜は3日目、アンデルセン物語の中から『みにくいアヒルのこ』をリクエスト。
— はるまきっく (@harumakick3) 2016年5月7日
活字には馴染みがないが感受性は豊かな子なので、色んな話で言葉や世界を学んで欲しい
人魚姫、マッチ売りの少女、親指姫、はだかの王様・・・。デンマークの代表的な童話作家、アンデルセンは、悲しさと美しさの入り交ざったお話を多く残しました。誰でも知っているようで、実は大人でも詳しく話の内容を知らなかったり、結末が他のお話と混ざってしまったり・・・。でも、どの子どものこころにも響く、綺麗なお話です。最近だと、イマドキの子どもでも手に取りやすそうな表紙や挿絵になって、今風な形でリニューアルされて本棚にも多く並べられている名作集がたくさんあります。
まずは挿絵の綺麗なものを手にとって見るなど、物語の中に入り込めそうな美しい絵本を探してみるのもいいですね。
2. イソップ寓話
ありとキリギリス、ウサギとカメ、北風と太陽・・・など、動物や自然を用いて、メッセージ性のあるお話が多いのがイソップ物語です。
シンプルで分かりやすいので、小さな子どもにも理解しすいのが特徴。オオカミが来たと何度もうそをついて、しまいには大人に信用されなくなったために本当に困ったときに助けてもらえなかった少年の話や、自分の肉をくわえているのに、川に写った自分の姿に欲が出て吠えたために加えていた肉を川に落としてしまった犬の話・・・。
やんわりと例えられたお話から、子どもが学び取ることは大きいでしょう。
3. グリム童話
ドイツのメルヘン集です。ヘンゼルとグレーテル、ラプンツェル、シンデレラ、赤ずきん、ブレーメンの音楽隊など、ディズニー作品としても広く取り扱われているお話が多いので、認知度も高いのではないでしょうか。
グリム童話のラプンツェル、
— *◡̈⃝ ⓢⓐⓚⓘ ◡̈⃝* (@zoOXSTTgiCKfTO) 2016年5月10日
ディズニーのと全然違いすぎて
びっくり😳😳🖖
1,404円
ある日通りかかった王子様は彼女に会いに行くことを決心します。ラプンツェルの運命は……。
現在、一般的に出回っている数多くの作品は、原作よりも表現が子供に分かりやすく、可愛らしく平和なストーリーに書き換えられたものが多いのはご存知でしょうか。この原作を子どもに聞かせるとなると、時代背景に対する知識や理解度の充分でない人にはちょっと刺激が強すぎる表現も多々あるグリム童話ですが、物語には、人情、愛情を始め、人や動物との触れ合いや現実ではありえないけれど起こったら不思議なことがたくさんちりばめられていて、想像力をかきたてられます。
脚色されて長くなった話もありますが、もとはとても短く分かりやすい内容。全てがハッピーエンドになる話もいいですが、読み聞かせする中でグリム童話のような、人の心にちょっと残るようなエピソードの印象深い物語を一つくわえるだけでも、読み聞かせのメリハリになっていいかもしれません。
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4. 日本の童話
金太郎、一寸法師に桃太郎。大昔からある竹取物語・・・日本の童話にもたくさんの有名な主人公が登場します。男の子は強くたくましく育って、お姫様は美しい。こんな風に、自分も強くなりたい。こんな風にわたしも綺麗なお姫様になりたい。子どもは憧れを抱くかもしれません。
渡部陽一の世界名作童話劇場 日本篇https://t.co/Q9w3FRti4F
— 平凡の友 (@heibonnotomo) 2016年5月2日
幼い子供への教育に最適であり、乳幼児から大人まで高いリラックス効果を期待できます。
お殿様、お城、川で洗濯、など昔の時代背景もこんな童話から想像できてゆくのかもしれません。また、花さかじいさん、こぶとりじいさん、おむすびころりん、舌きり雀や、かちかち山などの、一定のメッセージ性やしつけの意味が込められたお話も日本の童話には多くあります。
「よくばってはいけません」とお母さんに注意されるより、「こぶとりじいさんのおじいさんのように、欲張ってしまってはあとから損をしますよ」とお話をたとえて話したほうが、子どもも感じ方が変わってきますね。
でも何より、まずはお話しそのものを、楽しませてあげましょう。誰もが知っている名作から読んであげてはいかがですか?きれいな挿絵や、愉快なイラストで、日本のお話しの世界に出発です。
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3年の月日が過ぎ、故郷に残してきたお母さんのことが心配になったうらしまたろうは、故郷に戻ろうと決心し……。
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スピード感あふれる展開のおかしさが、不思議な魅力の楽しいお話です。
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子育ての風もなかなか吹き止まぬまま、ママと妻と女性の確立を模索中。
たくさんのパパさん、ママさんたちといろんなことに共感しつつ、家族の悩みに一緒に立ち向かい、情報発信していきたいと思っています。
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