■アレもイヤ!コレもイヤ!ぜーんぶイヤ!

魔の2歳と呼ばれ怖れられている時期。それがイヤイヤ期です。

この時期が訪れるとなぜか子どもは全てのものに対して「イヤ」と言い始めます。

靴をはくのはイヤだ、上着を着るのはイヤだ、脱ぐのもイヤだ、ぜーんぶヤダ!

わかる、わかると頷く人も
これから訪れるであろうこの現象に不安げな人も

イヤイヤ期の真の意味を理解し対応のコツさえ掴めば
とっても楽しい時期になるんです!

イライラはします!でも笑えるようになります。
そしていつか絶対に終わります。
そう思って乗り越えていきましょう。

■魔の2歳が訪れる理由

イヤイヤ期はほとんどの子どもに訪れます。

まれに「イヤイヤ期なかったよ〜」というママやパパがいますが
それはイヤイヤ期に気づいていない可能性が8割、
本当はあったけどなかったと言っているパターンが1割、
イヤイヤせずに成長しているケースが1割、くらいです。

この中で一番心配なのはイヤイヤしなかった子の心の成長です。

なぜならイヤイヤ期は「自己主張」の始まリでもあるからです。

自我の芽生えとも言うこの時期は人として成長していく上で必要不可欠な
「自分」という存在に気が付き
「ココにいるよ!」と周囲にアピールする時期でもあるのです。

つまり、イヤイヤし始めたら順調に育っている証!

パパやママにとっては絶対にイライラする時期ですが
私は、イヤイヤし始めると「きた!」とウレシクなります。
そしてところどころで本気でイラッともします。

まずは魔の2歳が始まったら「始まった〜お祝いだ〜」と思えるようになれば
心の平穏は目前です。

■パパやママがイライラするのは当たり前






あーもう嫌だ

イヤイヤされてイライラしない人はあまりいません。

イライラしないとしたら、
よほど感情コントロール力に優れている人か他人・もしくは親以外の親族です。

道端で靴を放り投げイヤイヤしている子どもと困っているママやパパを見かけたら
なぜだか優しい気持ちになって「あらまぁ、」なんて思えませんか?

でも、それが自分の子ならもううんざりです。

イヤイヤ期は確かに子どもの成功に必要な時期で
お祝いしてもいいほどのこと。

だからといってイライラするのが悪なわけではありません。
イライラする自分を責めるくらいなら
「イライラしちゃってごめんね」と子どもに素直に誤りましょう。

■イライラを子どもにぶつけるのはNG

イライラするのは仕方ありません。
でもそれを子どもにぶつけても何の解決にもなりません。

イライラしてきたら、まずは目をつぶって深呼吸をしてみましょう。
鼻から吸って口から吐きます。

目をつぶるのが危険な場所にいるなら子どもの手を握ったまま
視線は子ども以外に向けて深呼吸をしてください。

これだけで気持ちがだいぶ落ち着き余裕をもって子どもに対応できます。

1回のイライラ対応中に何度やってもOKです。
大切なのは、心に余裕をもって対応すること。
子どもに当たらないことです。

【イヤイヤ対応のコツ】共感→理由探し→諦め→繰り返し

◆コツ1◆ 共感

イヤイヤし始めたらまずは「イヤなのね〜」と共感してあげましょう。
「そっかそっか」と共感されるだけで満足しちゃう子どももいます。

「うん、イヤだ。でも◯◯する」となればしめたもの。

でも大抵は、「や〜だ〜!!!!!」となります。
そこでコツ2へうつります。

◆コツ2◆ 理由を言い当ててみる

とにかく思いつく限りの「イヤなこと」の理由を言ってみましょう。

靴がはきたくないなら
「自分ではきたかった?」「別のがはきたかった?」「はかせてほしかった?」
と思いつくだけ理由を言ってみましょう。

その中でヒットするものがあれば
「じゃあやってみよう」と促せば、イヤイヤが収まります。

しかし、強者はぜーんぶがイヤだと答えます。
そんなときはコツ3にうつります。

◆コツ3◆ 諦めて放置する

放置するといっても、その場に残して立ち去るわけではありません。
ママやパパも黙ってその場で知らんぷりをするだけです。

知らんぷりをするときも
「知らないんだからね!」と捨てセリフを言いたくなりますが
グッとこらえて全然別のことを考えましょう。

でもその間、言いたいことがあれば聞くからね、という雰囲気は保ってあげてください。

このままときには30分かかることもあるかもしれませんが
本人の気が済めばどうして嫌がっていたのかを忘れて擦り寄ってきます。

そのときに、
「しめた!」と嫌がったことをさせようとするとまた元に戻ってしまいます。

ススス〜と近づいてきたら、「◯◯する?」と問いかけてみましょう。
自分から望んでやったことにすれば、嫌がることはあまりありません。

時間があるときにしか使えませんが
こうした事態を予測して早めに行動するのもカギです。



この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

更新情報をtwitterで受け取る

更新情報をpush通知で受け取る

関連するまとめ

大人気のエルゴの抱っこ紐!人気の秘密から最新デザインまで

周りを見渡せばエルゴだらけです。パパもママもみんなエルゴを装着しています。抱っこ紐を購入検討する際は、エルゴ…

kanakuma / 8188 view

大人もぐっとくる!子供に読み聞かせたいおすすめ絵本5選

子育て中の方なら毎日絵本の読み聞かせをしてる方も多いのではないでしょうか?今回は大人が読んでも感動する絵本を…

sumomomama / 6650 view

子どもの作品は思い出がいっぱい!上手な収納方法をご紹介

幼稚園や保育園から持ち帰る作品、記念に残したいけれど…という悩みを解決する方法をご紹介します。子どもも喜ぶこ…

サクマメグム / 6097 view

【大阪】赤ちゃん連れでも楽しめる関西の子供の遊び場5選

そろそろ赤ちゃんの遊び場デビューをしたいけど、授乳やおむつ替えは大丈夫かなぁなどいろいろ不安もありますよね。…

sumomomama / 24666 view

【高校受験に合格!】塾の選び方と5つのポイント

高校受験のため、子供には良い塾に行かせたいですよね。 しかし、授業料や合格実績、講師の特徴など選ぶ要素が多す…

Widdden56 / 4265 view

うるさすぎるママ友にうんざり・・・。文句の対象になりやすい5つのママファッション!!

ママのファッション面って、話題に上りやすいですよね。しかも自分のことは棚にあげて、人のことばかり口ずさむママ…

HF-LIFE / 24777 view

情操教育だけじゃない?ピアノを習って子供の脳を活性化!

ピアノを習うことにはどんな効果があるのかご存知ですか?音楽が得意になる、心が豊かになる…それももちろんですが…

myia / 7725 view

勉強が嫌いな子に育てない!かしこい親の子育て術5選

勉強が嫌いにならないようにするためにどんな工夫をしていますか?勉強をすすんでできるような子に育てている親は子…

berry / 3437 view

初めて乗る自転車。何を基準にする?おすすめの子供自転車5選

子供用の自転車。いつ頃買ってあげますか?どんなタイプの物が良いでしょうか。何年か乗ることを考えて失敗しない自…

ほのりかこう / 7508 view

母乳で育児のメリットは赤ちゃんにもママにもこんなにあります。

赤ちゃんが生まれた瞬間からスタートする育児。母乳育児が当たり前だった時代から、保育所などに預けて働くお母さん…

ぺこ・ママ♪ / 4944 view

nana2boys

プロフィールの閲覧ありがとうございます!
2011・2013年生まれの2男児の育児に
日々追われるママです。
大学で乳幼児発達を専攻していたので
幼稚園教諭と保育士免許を持っています。
卒業後は幼稚園や保育園と企業のいいものをつなげる
お手伝いのようなお仕事をしていました。
子どもと楽しく、ママやパパがストレスを溜めずに
過ごせるような情報をまとめていきたいと思います♪
育児は十人十色、色々な方法や技を試して
それぞれのご家庭の「我が家の法則」を作っていく
サポートになれば嬉しいです!

アクセスランキング

人気のあるまとめランキング

Facebookページ

フォローして新情報をチェック

twitterをフォロー

フォローして新情報をチェック