そもそもプール熱ってなに?

子供の夏の高熱はプールから?!

子供の夏の高熱はプールから?!

夏になると、子供たちの中で感染症が広まってしまうことが増えてきます。その原因の第一位はダントツで「プール」がトップです。

初夏から秋口にかけて多い、夏かぜの一種です。原因はアデノウイルス。このウイルスに感染している子の目やにやのどの分泌物、便などが感染源。
プールの水を媒介として感染しやすいことから「プール熱」や咽頭結膜炎ともいわれる。

プール熱の症状

高熱、のどの痛み…プール熱に注意

高熱、のどの痛み…プール熱に注意

プール熱の特徴は、突然40度近い高熱が出て、それが5日程度続く。目の白目の部分が充血して赤くなったり、のどの痛みも伴うという。

この他、全身倦怠感、頭痛、食欲不振なども見られます。発熱は39度以上で5日も続くことがありますが、治るとスゥーと下がることが多いです。時に肺炎を起こすことがあるので、注意が必要です。

出典:All About

【子供の病気】【2013年】プール熱(咽頭結膜熱)の原因・症状・治療

はやり目とプール熱の違い

「はやり目」には、流行性角結膜炎、咽頭結膜熱、急性出血性結膜炎の
3つがあります。
どちらも、目にかかわる病気ですが、
プール熱は、熱を伴い、喉も悪くなるのが特徴。

はやり目は、熱はそんなに出ないけど、
流行性が強く、悪化しやすい特徴があります。

プール熱の潜伏期間

潜伏期間とは、ウイルスが体内に侵入してからアデノウイルス感染症の症状を発症し始めるまでのウイルスが活動期に入るまでの期間のことです。
感染から5~7日の潜伏期間を経て、突然の高熱・喉の痛み(咽頭痛)・結膜炎(眼球結膜充血)といった主症状が現れます。

プール熱の予防法とは

<特集>知ってますか?「プール熱」の恐怖

<特集>知ってますか?「プール熱」の恐怖

学校の授業では、普段の健康観察に加え、
疑わしい症状が出た場合には、病院での診察、
保護者の迎えが来るまで保健室で他の子と接触しないよう対処。

公共のプール施設でも張り紙などで注意を呼び掛けています。

プールに入る場合には、前後にシャワーをしっかりと浴びて、目もしっかりと洗いましょう。

また、タオルの共用も避けましょう。感染の期間は3~7日程度ではありますが、便からは数ヵ月間排出されることもあるので、次亜塩素酸ナトリウムでしっかりと消毒をしましょう。
感染するのは、プールに限らない。

出典:プール熱

特効薬は無いため、子どもが気持ちよく過ごせるように工夫し、脱水症状には気を付けましょう。



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さくらしまこ

外科病棟看護師として5年間働いておりました。

結婚を機に退職、3人の子供の子育てに奮闘中です。
仕事の経験、子育ての経験、末娘が重度知的障害があるため福祉との関わりを元にしたまとめ記事の作成を得意としております。

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