もしかして陣痛!?落ち着いてやるべき事

時間をはかろう!

「陣痛」と聞くとのたうち回るほどの痛みを想像するかも知れませんが、最初は「あれ?生理痛?」という程度。
そんな時でも痛みが継続する時間と次の痛みが始まるまでの時間をメモにとっておくようにしましょう。

いちいち時間を計ってメモをとるよりも、最近ではスマホに「陣痛アプリ」なるものが存在するのをご存じですか?

筆者も事前にダウンロードしておき、陣痛が始まった時に実際に使用したのですが、ボタン一つで陣痛継続時間と陣痛の間隔が表示されるので、とても役立ちました。

陣痛の痛みも少しずつ強くなりますので、手軽に時間を計れるアプリはおすすめです。

入院準備の仕上げをしよう!

妊娠中は何が起こるかわかりません。入院準備は陣痛が来てからではなく、妊娠後期以降、早めに済ませておくようにしましょう。

陣痛が来てからは母子手帳や現金、健康保険証や印鑑等、準備できなかったものを追加するだけにしておくと負担がありません。

また特に病院等から指定はありませんが、陣痛を耐えるためのアイテムや産後を想定した便利グッズをいくつか持参すると心強いです。

陣痛が最高潮に達した時、痛みを感じるのはお腹ではなく腰です。
テニスボールやツボ押しの器具はがあれば、腰をぐっと押すことができるのでほんの少しではありますが体が楽になります。

汗をかきますのでうちわや、ハンドタオルも重宝します。

陣痛中や産後に役立つのが100円ショップなどで売っているキャップ付きストロー。横になりながら飲み物が飲めます。

また、産後は膣の入り口を縫合した場合、痛みがなかなかとれず、普通に座る事が難しくなります。ドーナツ型のクッションがあれば少しはマシになるでしょう。

関係機関への連絡をしよう!

病院に連絡を入れると、陣痛間隔を聞かれますのでメモを元に必要事項を伝えましょう。初産婦であれば10分、経産婦であれば15分間隔になったら通院が必要とされていますが、お産をする場所までの距離や時間も影響しますので一概に同じではありません。

お産をする病院等に確認してみると良いでしょう。

上の子がいた場合、お願いする実家等に連絡を入れておきましょう。
もちろん夫への連絡も忘れずに!

出産までの流れ

破水の有無で対応が異なる

破水の場合は陣痛間隔に限らず、即入院となります。破水した場合は赤ちゃんの細菌感染を防ぐため、24時間以内の出産が望ましいとされています。

破水して12時間以上経過している場合だと感染予防のため、抗生剤の点滴をしながら陣痛が起きるのを待ちます。

破水をしていない場合はあくまでも陣痛が10分間隔で規則的に繰り返すようであれば入院になりますが、出産する場所によってはもう少し間隔が短くなるまで待機するようにとの指示が出る事があります。

陣痛待ちと子宮口チェック

定期的に助産師が子宮口の開き具合を確認しにくるのですが、この検査がなかなかの痛みです。陣痛が佳境になってくると陣痛の痛みに加え、この検査の痛みにも耐えなくてはいけません。

分娩台にあがって出産出来るのは子宮口が9㎝~10cmになってから。
それまではひたすら陣痛に耐え、子宮口が開くのを待ち続けます。

ベッドの上であぐらをかいた状態で体を横に揺らすと、赤ちゃんが下りてきて子宮口が開きやすいと言われています。

出産までまだまだ先は長いです。長期戦に備え、食事が摂れるようであればしっかりとっておきましょう。

微弱陣痛

通常、時間の経過とともに陣痛が強まってお産がすすむのですが、陣痛が強まらず分娩が進行しない状態の事を言います。

微弱陣痛では母体の体力だけが奪われてしまうので、医師の判断で母子が危険な状態にならないよう、陣痛促進剤の点滴、または錠剤を投与し、人工的に陣痛を強める処置をします。

いざ出産!分娩台へ!

子宮口が9㎝~10cmに開いたら、分娩台へ移動します。
赤ちゃんに会えるのももうすぐです。

すぐにでもいきみたい気持ちになるのですが、赤ちゃんのタイミングに合わせなければ赤ちゃんが苦しむ事になってしまいます。

陣痛の波が落ち着いた時は呼吸に意識を向けてください。
ゆっくり落ち着いて呼吸する事を意識しましょう。
特に息を吐くときは細く長く、ゆっくり吐く事が大切です。

あまりの痛みに絶叫するママもいるほどですが、その場にいる助産師さんのアドバイスを聞きながら赤ちゃんに会えるその時を待ちましょう。

待ちに待った赤ちゃんの誕生!



関連するキーワード

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

更新情報をtwitterで受け取る

更新情報をpush通知で受け取る

関連するまとめ

出産内祝いの金額別オススメ人気ギフト10選

出産祝いを頂いた方や、出産報告のため、内祝いを贈りたいけど何を贈ればいいか悩む!!という方は多いのではないで…

sumomomama / 6163 view

陣痛に悩まされない!無痛分娩の実態

最近話題になっている無痛分娩。まだ日本の産院では、実施している病院が少ないのですが、少しずつ普及しつつありま…

HF-LIFE / 14706 view

持っているだけで気分も上がる!かわいい安産のお守り5選

無事な出産を祈る安産守り。ご自分で買われたり、家族や友人にプレゼントしたりする機会も多いのではないでしょうか…

snowfairy / 18721 view

誰もが悩むはず!聞きたくても聞けない妊婦さんの便秘の解消法

妊娠中に便秘を訴える妊婦さんって結構多いのです・・妊娠したらお世話になるかもしれない簡単にできる便秘の解消法…

rinsei42 / 6207 view

本当に買って良かったベビー用品5選

無数にあるベビー用品の中で本当に買ってよかったものを5選。

reichel / 4949 view

リスクを知って備えよう!35歳以上の「高齢出産」で気を付けたい事まとめ

35歳以上で初産を迎える方の出産を高齢出産と呼びます。女性の社会進出が当たり前になり、 結婚の時期が遅くなっ…

さくらしまこ / 8988 view

出産祝いに悩んだらカタログギフトを贈ろう♪おすすめ5選

出産祝いに何を贈るのか迷ってしまったら、カタログギフトのプレゼントはいかがですか?出産祝い専用のカタログなら…

tujico / 4813 view

【子どもが生まれた!名前どうする?】参考にしたい名付けの本とWEBサイトまとめ

待望の赤ちゃんが誕生すると、親として最初に子どもにあげるプレゼントが名前です。生まれる前から、本やネット検索…

nana2boys / 9499 view

一人の時間を楽しもう!産休・育休中にやっておきたい5つのこと

お子様が誕生したら、一人の時間や夫婦の時間はほぼなくなってしまいます。あとから「やっておけばよかった!」と後…

tujico / 6204 view

術後はどうしたらいい?帝王切開の傷跡のケアや過ごし方について

自然分娩と帝王切開では、出産後の過ごし方も変わります。どれくらいで退院できるのか、赤ちゃんへの授乳はどうした…

ReilyLady / 5323 view

花央

はじめまして、花央です。
現在一歳の息子に振り回されながら、成長を感じたり、時にはイライラしたり、充実した毎日を過ごしている主婦です。
息子を出産前は保育士として10年間働いていました。
保育しての経験や知識を生かしたり、現在子育て中である母親の目線から、私と同じように育児に奮闘しているママやこれから出産・育児を控えているプレママのために少しでもお役に立ちたいと思い立ち、ライターとして細々と活動しています。

よろしくお願いします。

アクセスランキング

人気のあるまとめランキング

Facebookページ

フォローして新情報をチェック

twitterをフォロー

フォローして新情報をチェック