体操着や靴下など洗濯頻度が高いものはシールタイプよりもフロッキーやハンコの方が取れ辛いです。

お名前シールのマークは卒園間際の年長になった子どもの姿を想像して選ぶと○
サイズの小さい服など買い替える予定が有るものならば今子どもが気に入るマークを選ぶと良いでしょう。
慣れない園で子どもがホッコリできるポイントになります。

忘れ物のないように・・・

初めての環境に入る子どもにとって、忘れ物は大きな大きなショックになります。中には「これが無いと入園できない」と泣き出してしまう子も。良いスタートが切れるように何度も持ち物チェックしましょう。

特に二人目、三人目のお子さんは大人が入園に慣れているから見落としがちで要注意!です。お下がりの物は名前の書き換えも忘れずに。
兄弟のお下がりは想像がついて落とし主が判ったりしますが、遥か昔の卒園児の頂き物ともなると名前を見ても????です。

練習をしよう

入園前に気をつけること

様々な環境で育ってきた子ども達。幼稚園での幼稚園生活に、少しでも順応しやすいように、次の点に気をつけてもらえたらうれしいです。

早寝、早起きの習慣づけ
食事を摂ることの習慣づけ
トイレ(排泄)の習慣づけ
手洗い、うがいの習慣づけ

時間に余裕が有る場合は基本的な生活習慣の習慣づけをすると○

○早寝、早起き○

寝不足で午前中ボーっと過ごしている子に「元気に外で遊びましょう」と言うのが可哀相に思える時が有ります。
大人でも寝不足の中で体を動かすのは辛いもの。子どもなら尚更です。

ポイントは「早く起こすこと」より「早く寝かせること」。なかなか早く寝ない、という場合は昼間に「これでもか!!!」と体を使う遊びをして早く寝かせてみましょう。
そして入園後の起床時間にきっちり毎朝起こしましょう。

園服が有る場合はそのまま服を自分で着る練習もしちゃいましょう。

○食事など○

大きい年齢の子は「いただきます」「ごちそうさま」を言う、トイレは自分でしっかりと拭く(意外と見落としがちなポイントです)、せっけんやハンドソープで手を洗う、など、もう一度できるか確認してみましょう。

時々年長さんでもパッケージを開けることが出来ない子がいます。
大人から見ると簡単な事のようですがパッケージを開ける経験が無く目の前に袋入りのおやつを出されて手が出せないで途方に暮れていることが有ります。

乳酸菌飲料の蓋を開けて取る・バナナの皮をむく・みかんの皮をむく・袋入りのおせんべいを袋から出して食べてゴミ箱に袋を捨てる、等の大人に全て準備された食事以外の物を食べる経験もしてみましょう。

1歳位の子でも指先を使って発達を促す良い経験になります。力が足りない時は切込みを入れたり最初の固い所だけ大人が手助けしてもOkです。

次のことを目標に入園までの日を送りましょう
 1 自分の名前を、姓名ともはっきりと口で言えるようにしましょう。
 2 自分の名前を呼ばれたら、「はい」と返事ができるようにしましょう。

これができると自信に繋がります

名前を呼ばれたら大きな声で「はい!」と返事をする。
とってもシンプルな事ですが、子どもにとっては大きな大きなことです。

“名前を呼ばれる”→“??”→“手をあげるのかな?”というよりも“名前を呼ばれる”→反射的に「はい!」
この方がこどもの負担は違います。

困ったことを大人に伝えられるように

入園前に是非身に着けて欲しいのは、上手にで無くて良いので困っている事を大人に自分で伝えることです。
家で子どもが困っている時にすぐに手を出さず「ママてつだって」「たすけて」と子どもの方から大人へアプローチするようにしましょう。

1学期は先生も泣いていたりと大きなアクションをする子に目が向きがちです。困っている時に静かに気付いてもらえるのを待つだけでなく自分からアプローチする方法を知っていると良いでしょう。

言葉をうまく伝えられない場合は何かサインでもOK。大人を「ぽんぽん」と叩いて合図する、ということでも大丈夫。
「ぽんぽん」と叩いてさえくれれば先生はじっくり耳を傾けたり様子を見てくれるはずです。

大人からすると「こんな小さなこと?」と思うでしょうが、4月の幼稚園ではこれが出来ずに困ったり泣きそうになっている子をよく見かけます。
家で楽しく繰り返し練習しておきましょう。



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ikanago

元幼稚園センセイの3児の母です。
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