アフリカマンゴノキは、細胞内の食欲をコントロールしているレプチンやアディポネクチンに作用すると言われています。
まず、満腹中枢ホルモンと呼ばれているレプチンは、分泌が多くなれば食欲が収まると言われています。そして、そのレプチンの働きを活性化させるアディポネクチンの量が増えれば、さらにレプチンの働きが活性化するので痩せる、という構図です。
アフリカマンゴノキは、このアディポネクチンの分泌量を増やすと言われており、ヒト臨床試験でも実証されているそうです。

臨床試験の結果は以下です。

体重

体重

アフリカマンゴノキ由来エラグ酸3mg摂取8週間後にプラセボ群と比較して体重が有意に低下した。

体脂肪・BMI・ウエスト

体脂肪・BMI・ウエスト

アフリカマンゴノキ由来エラグ酸3mg摂取4、8週間後に有意に低下した。

中性脂肪

中性脂肪

アフリカマンゴノキ由来エラグ酸3mg摂取4、8週後において中性脂肪が有意に低下した。

実験データは、科学的根拠に乏しすぎる!

臨床意義上、最も重要なのは「腹部脂肪面積」についての評価。これがないと少なくとも特定保健用食品としての表示が許可されません。

また、国から許可されている、特保成分の効果は12週間で1kgとされています。
しかし、アフリカマンゴノキの知見では8週間で6kg以上も低減と報告されています。

これが事実であるならば、1ヵ月あたり3kg減る→21000kcal/月=700kcal/日のエネルギー消費作用が必要となります。
こんなにも劇的な効果が期待できる成分の場合は、もはやノーベル賞ものです。
また、仮に本当に劇的な効果がある場合は、安全性に対する懸念があります。

いずれにしても論文の科学的根拠の質が悪い可能性が高いということは否定できません。

さらに…

不透明実は、アフリカマンゴノキの機能性に基づいた論文があるのですが、カメルーン人の23〜55歳の成人を対象としているだけであり、その効果がひじょうに限定的でなのです。
とある社が、社内で行ったオープン試験で日本人10名に効果があったか調べたという研究もあるのですが、化学的根拠に欠けると指摘されており、本当に痩せるのか、安全なのか…というところは、正直うやむやになっているのです。

また、アフリカマンゴノキがエラグ酸に効果があると実証されているのですが、これも説明があまり深堀りされておらず、十分に納得できる内容ではなかったことも問題点として挙げられます。
仮に、被験者に良い効果があらわれたとしても、それがアフリカマンゴノキによるものなのか、はっきりとしないというところも問題点でしょう。

まとめ

現在、アフリカマンゴノキの成分を使用したアイテムが、各メーカーから多く販売されています。製品化されているので安全性には問題ないと思われがちですが、痩せるなどそういった効果を謳っているアフリカマンゴノキに効果があるのか、冷静に考えなければいけません。
数多くの問題点がクリアできた、その時。アフリカマンゴノキの各種効果を信頼すべきではないでしょうか。


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