オリモノの状態で排卵日が分かる?知っておきたい体からのサイン
オリモノは私たち女性にとってはあまり好ましいものではないですよね。しかしオリモノには大事な役割がたくさんあり、妊娠を希望されている方は排卵日を予測する上でオリモノの状態を知るということはとても大切なことなのです。今回はそこにスポットを置いて、一緒に学んでいきましょう!
オリモノって何?
オリモノは大人の女性であれば必ず皆さんが経験する体の生理現象です。オリモノについて知るということは、体からのサインに耳を傾けるということですので、ぜひ皆さん一緒に学びましょう!
オリモノは子宮につながる「子宮頸菅」や「膣」から出る分泌物が混ざったものです。ネバネバしていて色は透明~白っぽいことが多く、下着に付着すると薄い黄色のような色になります。量や色は多少個人差がありますので、参考にしてください。
オリモノの役割
オリモノは膣の潤いを保つことで、性行為の痛みや不正出血を防ぎ、排卵期に精子をスムーズに子宮まで運ぶ役割をになっています。また、「自浄作用」と言って、菌が体内に侵入してくるのを防ぐ役割もあるのです。
オリモノに対するみんなの声は?
オリモノは、デリケートゾーンの話なので人と比べにくいものですよね。小林製薬さんのアンケートによると、約8割の女性が「オリモノは不快」と感じているそうです。
対処法としては、デリケートゾーンや下着をティッシュで拭いたり、ウォシュレットのビデを使用しているそうなのですが、約6割の方はおりものシートを使用しているという解答があったようです。
生理周期とオリモノ
毎月やってくる生理からも分かるように、女性の体は女性ホルモンの影響を受けて一定の周期で変化を繰り返しています。ですので、生理と同じようにオリモノにも周期があり、その周期に合わせて状態や量が変化しているのです!
オリモノは女性ホルモンである卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の2種類の影響を大きく受けます。これらのホルモンは卵巣から分泌され、生理周期に合わせて分泌量が変化します。個人差はありますが、オリモノの量は卵胞ホルモンの分泌に比例すると言われているそうです。
それでは、月経周期に合わせたオリモノの状態について一緒に見て行きましょう!
1、卵胞期
卵胞期とは、卵子をつくるために必要な卵胞が成長していく時期のことを言います。前半期と後半期に分けられ、生理直後は「卵胞期前半」にあたります。生理直後ということもあり、この時期のオリモノは残った経血と混ざるため茶色っぽい状態です。量は少なく、さらっとしたオリモノが出てきます。
その後、「卵胞期後半」になると排卵期に向けてオリモノの量が増えてくる時期になります。色は白っぽい乳白色になります。
2、排卵期
排卵期とは、卵巣から卵子が排出され、精子を受け入れる準備をする時期のことを言います。この時期は精子をスムーズに運ぶためにオリモノの量が最も多くなり、その期間は約2~3日続きます。色は透明近くなり、粘り気が強くなってくるそうです。においは強くありません。
卵巣から卵子が排出される排卵期は、排卵日の前後数日間であるということを示しています。自分の排卵期・排卵日を知るということは妊娠を希望している人にとって重要なポイントとなりますので、ご自身のオリモノの変化を観察する習慣をつけましょう!
ただ、オリモノの量や状態は個人差が大きく、体調によっても左右されますので、あくまで参考程度にしましょう。妊娠を希望している場合は、合わせて基礎体温を測定したり、排卵検査薬を併用するとより排卵日を特定しやすいかと思います。
3、黄体期
排卵期を終えると、次は黄体期に突入します。受精がうまくいって受精卵ができれば、子宮内に着床する時期です。排卵が終わった後は、オリモノの量は徐々に少なくなり、色は透明から白っぽい色へと変化し、粘り気も少なくなってサラっとした状態に近づいてきます。
そして黄体期の後半で生理前になると、オリモノの量は再び増えだし、においも気になるほど強くなるケースもあるようです。そして生理が始まりだし、「月経期」へと移行します。
オリモノが変!?
オリモノはデリケートな問題ですので、人と比較することは難しいですよね。普段からご自身のオリモノはどういう状態なのか観察する習慣をつけましょう!オリモノが気になるからといって過剰に石鹸などで洗いすぎたりすると、かえって皮膚トラブルや善玉菌まで洗い流してしまって感染症を引き起こしてしまう可能性が高まってしまいますので注意してください。
出血や痛みがあったり、かゆみや腐ったような強いニオイのあるオリモノが出る場合はカンジダ膣炎などの病気に罹っている可能性がありますので、早めに医療機関を受診するようにしましょう!
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