
ママたち知っていますか?意外と多い腎盂腎炎。膀胱炎との違いは
腎盂腎炎という病気を知っていますか?実は2〜30代の女性に多い病気なのです。妊娠している女性もかかりやすいものなので、気をつけたい病気です。
女性達がなりやすいと言われている腎盂腎炎”じんうじんえん”って知っていますか?
あまり聞きなれない病名ですが、実は、20〜30代の女性や、高齢の男性がかかりやすい病気なのです。子供がかかるケースもあるので、症状や対処法を知っておけば安心ですよね。
脇腹が痛くなったり、お腹の片方に痛みが出ることはありませんか?
もしかしたら、それは腎盂腎炎かもしれません。今回は、知らずに過ごさないために、腎盂腎炎について、また膀胱炎との違いについてまとめます。
腎盂腎炎(じんうじんえん)って何?
腎盂腎炎とは、腎臓が細菌感染することで起きる炎症です。免疫力が低下していたり、なんらかの理由で尿道から細菌が腎臓に侵入してしまったりすると、炎症を起こします。
急性腎盂腎炎と、慢性腎盂腎炎の2種類があって、自覚症状がでない場合もあります。
急性腎盂腎炎の症状
38度以上の高熱が出て、尿が濁ったり、場合によっては血尿が出ることもあります。熱が出ると、悪寒を伴うことが多いようです。また、残尿感が出たり、背中や脇腹、腰に痛みが出る人もいます。
早い段階で治療ができれば、4〜5日程度で治りますが、放っておくと、慢性腎盂腎炎になってしまったり、症状が悪化して命が危険になる可能性もあるので、こうした症状を感じたら病院へ行きましょう。
慢性腎盂腎炎の症状
慢性腎盂腎炎の症状は、微熱や倦怠感、体重の減少などですが、個人差が大きく、中には自覚症状がない人もいます。ですが、急性腎盂腎炎よりも症状が軽度なため、より軽視しやすいのも危険な点です。慢性腎盂腎炎を放っておくと、腎不全や、高血圧になってしまい、長年に渡って健康被害を受けることになります。
膀胱炎との違いは?
膀胱炎も、同じように尿道が感染経路となって細菌感染することによって起こります。膀胱炎は細菌が膀胱に侵入して起こり、腎盂腎炎はさらに腎臓にまで細菌が侵入すると起こります。
膀胱炎も腎盂腎炎も、頻尿になったり、排泄時に痛みが出たり、残尿感が出たりしますが。
腎盂腎炎はこの症状に加えて、熱が出たり、悪寒がしたり、脇腹や背中の痛みが出ます。
まずは、熱が出ているかどうかが、腎盂腎炎と膀胱炎を見分けるポイントになります。
腎盂腎炎の原因は?
腎盂腎炎になる細菌感染の原因にはおおよそ3つあります。
①尿道から大腸菌が侵入する
腎盂腎炎のほとんどが尿道から感染することが多く、この場合は膀胱炎を拗らせて腎盂腎炎になってしまったケースが多いと考えられています。
尿管結石や、妊娠で尿道が狭くなったりしていると、うまく排泄できずに尿が逆流してしまったりして感染しやすくなってしまいます。
②免疫力が低下してリンパ腺から感染
本来、体の免疫力が正常に機能していれば、細菌をやっつけてくれるのですが、免疫力が低下していると、腎臓や膀胱近辺のリンパ腺から細菌が侵入して、炎症を起こしてしまいます。