保育所、幼稚園、こども園、何が違うのかしら?

大切な我が子を預ける施設、どこに預けようか悩みますよね。
保育園がいいのか、幼稚園がいいのか?それに、最近よく聞く「こども園」「認定こども園」って何だろう?何が違うんだろうって思ったことありませんか?
保育所、幼稚園、こども園のそれぞれの特徴と徹底比較で、そんな悩みを解決しちゃいます!

それぞれの特徴と概要について

保育所はこんなところ

保育所には大きく分けて「認可保育所」と「認可外保育施設」の2種類あります。厚生労働省が管轄で、対象となる園児は0歳から小学校入学前まで。時間は朝7時台から17~18時くらいまで預かってくれるところが多いです。

認可保育所は、児童福祉法で「保育に欠ける子どもを預かるための通所施設」だと定められています。要は、親が仕事や病気などの理由で子供を長時間預けなければならない場合に、乳幼児を代わりに預かる「児童福祉施設」だということですね。
国からこの児童福祉法に基づく認可を受けている保育所が「認可保育所」で、子ども一人当たりのスペースや園庭の設置、年齢別で子どもに対する職員の人数割合など、細かく決められている条件をクリアしています。
■0歳は園児3人に対して1人の職員
■1~2歳は園児6人に対して1人の職員
■3歳は園児20人に対して1人の職員
■4~5歳は園児30人に対して1人の職員
また、利用者と保育所との直接契約が禁止されており、各市町村の福祉事務所に入所申請を行い、入所が許可されれば通園することができます。
入所できるか否かの基準は、「保育に欠ける」度合いによって審査されていますが、両親が仕事に就いていないと入所の許可がおりないところがほとんどです。仕事に就いていても定員枠がいっぱいで、許可がおりない地域も多くあります。これが待機児童問題ですね。

逆に認可外保育施設は、国から児童福祉法に基づく認可を受けていない「保育施設」です。認可を受けていない分、法律による制約が少ないので、リトミックや英語、音楽などの教育的な内容が充実しているところも多いです。園によっては、認可保育所ではほとんどのところが行っていない、病気の子どもを預かってくれる病児保育をしているところもあります。

幼稚園はこんなところ

幼稚園は文部科学省の管轄です。小学校入学前の子供が初めて社会生活をする「教育施設」です。要は、子供が最初に通う「学校」であるということですね。対象となる園児は3年保育では3歳になった春から小学校入学まで(2年保育では4歳になった春から)で、時間は日中がメインの9時頃から14時頃のところが多いです。
幼稚園でも延長保育を行う園が増えてきていますが、子供を預かってもらう4~5時間という長さは、子供への負担が少なく、幼児が集団の中で活動するのに適した時間だといわれています。

幼稚園は私立と公立があり、公立幼稚園の運営は自治体、先生は公務員です。また公立の教育方針は園による差異が少ないのが特徴で、逆に私立の運営は、社会福祉法人や学校法人などが多く、教育方針は園によって様々です。

公立では行事やおけいこなども最低限なので、教育がのびのびとしていること、私立に比べて保育料が安いことが特徴です。私立では、園の行事が公立よりも多く、子供も親もたくさんの思い出作りをすることができますね。教育にも力を入れているところが多く、音楽や英語、体操を取り入れるなど、園によって様々な特徴を持っています。

また、幼稚園は保育所と違って、夏休みなどの長期休暇が設けられていたり、臨時休暇日があります。私立では、長期休暇時の預かり保育をしているところも多いですが、公立では預り保育を実施しているところは少ないので、働いている方は注意が必要ですね。

こども園はこんなところ

幼稚園と保育園の特徴を合わせ持つ、複合型保育施設である「認定こども園」が増えてきました。認定こども園は大きく分けて4タイプあります。
■既存の認可幼稚園と既存の保育所が連携して一体的な運営をする「幼保連携型」
■既存の幼稚園に保育所機能を加える「幼稚園型」
■既存の保育所に幼稚園機能を加える「保育所型」
■都道府県が独自で認める「地方裁量型」
上3つのタイプが多いみたいですね。

幼稚園と保育園のいいとこどりをしている施設で、親の就労に関わらず入園することができること、長時間預けることができることが特徴なのですが、実際のところは、入園するにあたって3つの認定区分があり、区分に応じて施設の利用先が決まります。
それぞれ利用時間や施設が異なり、基本的には、認定こども園の入園が決まったら、就労中、求職活動中、産前、産後、就学などの保育を必要とする事由を基準に、自治体により認定が決定されます。
■1号認定
満3歳以上の保育を必要としない子どもが対象。※専業主婦等
→幼稚園型(教育利用)
■2号認定
満3歳以上の保育を必要とする事由に当てはまる子どもが対象。
→保育所型(保育利用)
■3号認定
満3歳未満の保育を必要とする事由に当てはまる子どもが対象。
→保育所型(保育利用)

認定こども園はまだ制度として日が浅く、数も少ないです。待機児童問題の解消を大きな目的としていますが、待機児童の十分な受け皿になっていない自治体も多く、必ずしも誰もが入園出来る訳ではないところもあるようです。

表にまとめてみました

画像が小さい方は、保存や拡大表示してからご覧頂くか、下のPDFファイルからご覧下さい。

「認可保育所」と「認可外保育施設」

「公立幼稚園」と「私立幼稚園」



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ヤギヤギコ

2歳の女の子の30代ママです。
「育児を楽しく」キーワードに執筆を行っています!
子育て経験を生かして、みなさんのお役に立てる記事を発信できたらと思います。よろしくお願い致します。

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