「上野」と聞くとどのようなイメージがありますか？お花見やアメ横など、全国的にも有名な場所ですが、子連れで行くとなると、上野動物園くらいしかないのでは？と思ってしまいますよね。
実は、上野にある博物館や美術館では、こども向けのイベントが充実しています。バリアフリーの場所も多いので、ベビーカーでも気兼ねなく出かけられますよ。

桜並木で有名な上野恩賜公園は、JR山手線、京浜東北線、高崎線、宇都宮線、東京メトロ銀座線、日比谷線「上野駅」、京成本線「京成上野」下車　徒歩5分程度です。子連れでベビーカーを使う場合、改札は「上野公園口」が便利です。

道幅も広く、子どもがのびのびと歩くことができます。休日には、レベルの高い路上パフォーマーがたくさんいて、子どもを巻き込んでのショーは本当に盛り上がります。ボートを楽しむ家族も多いですね。
公園内のカフェや売店は、休日となると大混雑しています。上野駅近くで美味しいパンやお弁当を購入するのもよいかもしれません。

駅から上野恩賜公園内を歩いて、10分程度の場所にあります。歴史ある建物は圧巻です。最近ではドラマのロケ地としても有名ですね。
料金は、大人が620円（特別展は別料金）で、こどもは高校生まで無料です。
ミュージアムショップも充実しています。こどもと一緒に、気に入った収蔵品の絵ハガキを探すのも楽しいですよ。

子育て中のパパママ向けに、予約制の託児サービスもあります（有料）。春には、スタンプラリーがあったり、こども向けのイベントも充実しています。小さなこどもには内容が難しいかな？と思ったこともありますが、国宝や重要文化財の迫力は、充分に伝わっているようです。

上野恩賜公園内を進み、東京国立博物館の手前にある建物です。大きなシロナガスクジラが迎えてくれます。料金は大人620円（特別展は別料金）、高校生以下は無料です。動植物の歴史や成り立ちなど、大人もこどもも楽しめる展示が多く、一日では回り切れないかもしれません。

国立科学博物館では、4歳から6歳のこどもとその保護者を対象にした「コンパス」という展示室が人気です。こどもと一緒に体験しながら展示を楽しむことがコンセプトとなっていて、大人ひとり（整理券1枚）につき5人のこどもが入室できます。（0歳から10歳までのこどもの同伴が可能）
とても人気のある展示室なので、整理券がなくなってしまうことも。訪れる際には、発券状況を必ず確認してくださいね。