妊婦検診は基本的に健康保険は適用されません。しかし、妊婦検診費用を助成するために各自治体では「妊婦健康診査受診票」という補助券を発行しています。

この補助券を使うと検診が無料になったり、自費金額がかなり抑えられます。
助成の内容は各自治体により異なりますので、お住まいの自治体の役場へ確認してみましょう。また、産婦人科によってもかかる費用は異なりますが、私の場合ですと1回の検診で、無料~3000円以内といった感じでした。

補助券は、通常母子手帳と一緒に手渡しされます。母子手帳の交付は産婦人科から指示があってから、役場や健康センターなどへもらいに行きます。手続き方法や交付日なども、予めお住まいの自治体へ確認しておくと良いでしょう。

診察頻度は週数により異なる

診察頻度も産婦人科によって若干違いますが、通常は下記のような頻度になります。

初診~妊娠11週目(妊娠3ヶ月)→ 2週間毎
妊娠12週目~23週目(妊娠4~6ヶ月)→4週間毎
妊娠24週~妊娠35週(妊娠7~9ヶ月)→2週間毎
妊娠36週以降(妊娠10ヶ月)→1週間毎

初診から出産までに10回以上の診察を受けることになります。経過が順調であれば2週毎の頻度の週数でも「3週間後に」と言われることもありますし、心配事や出血などの異変があれば、診察はこの限りではありません。あくまでもご自身の体調とお医者さんの判断になります。目安として捉えておきましょう!

ママが安心すると赤ちゃんもリラックス!

だんだんとママになる実感が

週数を重ねるごとに超音波でみる赤ちゃんの姿はめまぐるしく変化しています。体長や体重、顔の表情など、赤ちゃんの成長と元気が確認できる検診は、ママの安心感へと繋がります。

特に妊娠初期から5カ月頃の安定期に入るまではまだ胎動を感じるわけでもないので、元気かどうかとにかく不安…というママも多いはず。そんな不安を取り除くためにも定期的に検診を受けておきましょうね。

成長する赤ちゃんを見るたびにママになった実感も強くなり、母性も一緒に育まれていきます。また、ママが安心することで、赤ちゃんもお腹の中でそれを感じリラックスして過ごせると思いますよ。

おかしいなと思ったら時間外でも病院に連絡を

はじめての妊娠の際は特に、分からないことだらけでちょっとしたことでも不安に感じたり、ホルモンのバランスで情緒不安定になることもあります。不安な事はまとめておき、検診の時にお医者さんや看護師さんに聞いてみましょう。

また、少量であっても出血があったり、お腹の張りがいつもと違うなどの症状がある時は悩まずに産婦人科へ電話して、必要に応じて受診するようにしましょう。風邪や頭痛、その他体調がおかしいと感じた時も遠慮せずに産婦人科へ電話して指示を仰ぎましょう。

産婦人科でも言われると思いますが、時間外であっても応対してくれるところがほとんどです。我慢や自己判断せずに連絡するようにしましょうね。



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hinamama

2児のママ、現在3人目妊娠中です!
日々仕事に家事に育児に奮闘中です(´▽`*)

家具販売店にて10年、家具の販売と雑貨の仕入れ・ディスプレイなどを行っていました。
子育て経験も含め、少しでもみなさんのお役に立てる情報を発信できればと思います!

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