相対的貧困の現状

服も着ているし、学校にも通えている、じゃあ何が貧困と言われるのか?他の人が当たり前のことができなければ貧困なのか?と言う問題になりますよね。

例えば、友達に遊びに誘われても、小遣いがないからいけないから遊びに行けないとか、揃いのユニフォームが買えないとか、細かいことをあげればキリがありませんが、一番考えなければいけないのは教育についてです。

子どもが貧困を脱するには、教養を身につけることが有効だと言われていますが、教養も親の所得によっては望む学校には行けなかったり、勉強をしたり資格を取ることも難しくなってしまいます。そうして、結局負のスパイラルから抜け出せない子どもたちが多くいると言うことが一番の問題なのです。

国がお金を使っているのは子どもより高齢者向け

これだけ子どもの貧困が加速している中で、国としての対応はあまり目立つ動きがないように思います。それはどうしてなのでしょうか。
これには、社会保障が本当に差し迫って必要としている方にではなく、高齢者の方向けに設定されているからと考えられます。

そして更に、高齢者の方が日本の金融資産の多くを持っているとなれば、少し矛盾した結果になることは一目瞭然です。

日本の再分配政策は非効率で、貧困解消に力不足です。社会保障の多くが幅広い高齢者向けで、本当に困っている高齢者や若者、子どもに向かっていません。2013年予算ベースでは社会保障給付110.6兆円のうち、子ども・子育てにはわずか4.8兆円のみの割り当てです。
一方で、日本の金融資産の大半は高齢者によって所有されているという現実もあります。5年毎に発表される消費実態調査(平成21年)によれば、60歳代が全金融資産の33%、70歳代が28%を有しており、金融資産の61%が60歳以上の高齢者で保有されていることが分かります。

こうした金融資産の偏在は、近年の「被相続人の高齢化」の進行もあってその流れに歯止めがかからず、再配分がうまく機能していないのが現状です。

平等な社会と言うには、ベクトルの向きが少し違うのかも知れませんね。

最後に

いかがでしたか?6人に1人という子どもの貧困の多さにも驚かされたと思いますが、子ども達がこうした厳しい現実に晒されているということを、私たち大人が目を背けてはいけません。

国の対策を待つばかりでなく、私たちが人として、大人として、有権者として何ができるか、改めて考える事が必要かもしれませんね。



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