
痛みや傷は?妊娠したら知っておきたい帝王切開のこと
よく耳にする帝王切開という言葉。妊娠・出産の経験がある人でも、どういうものかきちんと知らない人が意外と多いのでは?妊娠したら、帝王切開になる可能性は誰にでもあります。そんな帝王切開について、まとめてみました。
帝王切開に関する疑問
帝王切開が及ぼす、次の妊娠への影響は?
まず、前置胎盤になるリスクが約2倍になります。
さらに、帝王切開の回数が増えるほど、子宮の切開部の手術痕に胎盤が癒着し、これをはがす際に大出血を引き起こす可能性があります。
それを避けるために子宮を摘出しなければならない事態になったり、周囲の臓器に癒着した場合、膀胱や尿管などが傷つく恐れもあるのです。
帝王切開だと3人までしか産めないという話をよく聞きますが、これには個人差もあるそうです。
ただし、帝王切開の回数が増えると、胎盤異常のリスクも高まります。
帝王切開後の妊娠で、経腟分娩できるの?
帝王切開をしたお母さんに経腟分娩させてくれるかは、病院によっても違うようです。
前回の帝王切開の理由が母体の骨盤ではなかった場合、帝王切開が1回であること、前回の帝王切開が横切開で術後の経過が良好なこと、その他リスクがないことなどを条件に、経腟分娩できるそうです。
帝王切開の入院日数と費用は?
施設によって差がありますが、入院日数は、経腟分娩は4~5日、帝王切開は7~8日と、以前より差がなくなってきました。
費用についても、経腟分娩は健康保険がきかないので自費、その代わりに出産育児一時金が支払われます。
一方、帝王切開は保険が適用され、民間の生命保険に加入していれば、経腟分娩と比較して、費用がかからない場合もあります。
いずれにしても、あまり差がないと言えます。
帝王切開と母乳の関係は?
帝王切開であっても経腟分娩であっても、母乳が産生されるメカニズムは同じです。
母乳は乳房内の組織のホルモンの作用でつくられますが、このホルモンは、赤ちゃんがおっぱいを吸う刺激によって分泌されるのです。
産後なるべく早い時期から、赤ちゃんにおっぱいを吸ってもらうことが何より大切です。