子宮頸がんの予防ワクチンは、「サーバリックス」と「ガーダシル」の2種類で、各3回の接種が必要です。
接種後の感染を防ぐものなので、感染しているHPVを除去することはできません。

そのため、国の定める標準的な摂取時期は、性交渉を経験する前と想定される中学1年生です。
接種対象は、小学6年生から高校1年生相当の年齢の女子で、費用が全額公費負担となり、無料で摂取が受けられます。

予防ワクチンの副反応について

副反応とは、ワクチン接種後に起こる有害な作用のこと。
子宮頸がん予防ワクチン接種後は、注射部位の腫れや痛み、発熱などの、数日で治まる副反応のほか、まれに、呼吸困難、ギランバレー症候群(筋力の低下などを引き起こす末梢神経の病気)など、重い副反応が起こることがあります。

しかし、これらの副反応は、他の予防接種でも生じるものとされています。

予防ワクチンの積極勧奨の差し控えについて

子宮頸がん予防ワクチンは、2010年に接種費用の補助事業が始められ、2013年4月に定期接種化されましたが、接種後の副反応として、持続的な身体の痛み、しびれ、震え、関節痛などの報告が相次ぎ、6月には積極勧奨が差し控えられることになりました。

なお、世界保健機関の諮問委員会は、子宮頸がん予防ワクチンの安全性を再確認する声明を出しています。
子宮頸がん予防ワクチンに限らず、ワクチンの副反応は起こりうるもの。
ワクチンの効果と副反応、両方を知っておく必要があります。



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