子宮頸がんってどんな病気なの?

子宮頸がんは、2000年以降、急激な増加傾向にあり、特に20代~30代での発症が増えています。つまり、結婚・出産を控えた大切な時期に、発症しやすいがんなのです。
子宮頸がんとは、どのような病気なのでしょうか?

子宮頸がんが発症する場所は?

下腹部の中央にある子宮は、子宮頸部と子宮体部の2つに分けられます。
子宮の入口付近が子宮頸部、その奥が子宮体部です。
子宮頸部は膣へとつながっており、分娩時は赤ちゃんの通り道になります。

子宮頸がんは、膣に近い側の表面をおおっている扁平上皮にできる「扁平上皮がん」と、子宮頸管に近い側の腺上皮にできる「腺がん」に分けられます。

子宮頸がんの原因は?

子宮頸がんの原因は、「HPV」とも呼ばれる「ヒトパピローマウイルス」の感染です。
HPVは、粘膜の接触によって感染するウイルスで、ほとんどが性交渉によって感染します。
しかし、HPVは性交渉の経験がある女性の約8割が生涯に1度は感染するものの、90%以上は免疫力によって自然に消滅します。残りの10%のうちでも、がんの前段階で消失するケースが8割で、残りの2割が子宮頸がんを発症します。

子宮頸がんを発症したら?

初期は無症状であることが多く、進行すると不正出血や性交渉時の出血、おりものの異常などが見られるようになります。
粘膜の上皮内だけにがんが発生している初期に発見して、適切な治療を受ければ完治することも可能です。

発見が遅れると、たとえ命は助かったとしても、子宮を失うことになりかねないので、早期発見のために、子宮頸がん検診を受けることが何より大切です。

子宮頸がん検診とは?

健康増進法により、ほとんどの自治体が子宮頸がん検診の補助を行っていて、費用は無料~1000円以内が大半です。
対象者は20歳以上の女性で、2年に1回受診できます。
自治体のホームページなどで、確認してみましょう。

子宮頸がん検診って、どんなことをするの?

子宮がん検診の大まかな流れは、次の通りです(病院によって多少差があるようです)。

①月経の状態、自覚症状、妊娠・出産経験の有無などを聞かれる問診
②外陰部、膣、おりものの状態、子宮膣部の視診・膣鏡診
③子宮頸部の表面の粘膜を専用の器具でこすり取る細胞診
④子宮頸部、子宮や卵巣などの状態や位置を調べる内診

子宮頸がん検診を受けるときは、月経中を避け、検診2~3日前からは性交渉を控えましょう。

子宮頸がん予防ワクチンについて

子宮頸がんは、HPVによる感染が原因で発症します。
そのため、予防ワクチンを接種して抗体というたんぱく質をつくり、ウイルスの感染から身体を守ることで、がんになるのを予防できます。
ワクチン接種によって子宮頸がんを約7割減らすことができると言われています。

子宮頸がんの予防ワクチンとは?



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