【いじめ問題対策】被害者にも加害者にもならない心構え5つ
出典: pixabay
ニュースでも頻繁に聞く子ども達の「いじめ問題」。自分の子どもには関係ない?その無関心がいじめの原因かもしれません。いじめられた時、いじめてしまった時に冷静に対処するためにも事前に知識を身につけておきませんか?
「いじめ」とは?
今さらな質問ですが、「いじめ」の定義をご存知ですか?
「いじめ」とは、
「当該児童生徒が、一定の人間関係のある者から、心理的、物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているもの。」
とする。
なお、起こった場所は学校の内外を問わない。
出典:いじめの定義:文部科学省
1.いじめの「芽」を見つける
いじめについては、「どの子どもにも、どの学校においても起こり得る」ものであることを十分認識する
決して他人事ではなく自分の身に起こりうる問題だと常に意識しましょう。
2.被害者を作らないために
自分のお子さんだけではなく、ご近所の子ども達のちょっとした「変化」に気づいてあげられるようになるには普段から様子を見て知っている必要がありますね。
でも簡単ではありません。
仕事、家事、育児、介護…大人も自分のことで精いっぱいなのがホンネです。
いじめをなくすには周りの大人にこそ「心の余裕」が不可欠です。
大人も子どもも一人で抱え込まないようにしましょう。
3.加害者を作らないために
いじめたくなってしまうのはなぜなのか?
勉強、家庭などいじめる側の子ども達も複雑な事情を持っています。
いじめた悪い奴!と突き放していては解決していかないでしょう。
子ども達が加害者になってしまう前にモヤモヤを吐き出せる場所、「上手に」吐き出す方法を学ぶことが肝心。この学びは大人になっても役に立つスキルといえます。
4.傍観者にならない
「うちの子はいじめに関わったりしない。大丈夫。」本当にそうでしょうか?
いじめ問題における重要なキーパーソンは「被害者と加害者」だけでなく「傍観者」であるといわれています。
周りで見ないフリの子ども達です。
「自分もいじめられたくない」そう思うのは当然です。しかし傍観者の子ども達が親や先生など周りの大人に相談してくれたら、いじめ問題が大きくなる前に対処できます。
傍観者の子ども達が相談しやすい雰囲気が最も大切かも知れません。
5.どこに相談するか知っておこう!
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