
妊娠中でも気を付けたい妊婦さんに歯科検診をおすすめしたい理由
ちょっと口内環境がよくないのが気になる…でも、歯とはいえ妊娠期間中に治療しても大丈夫なの?そんな不安をお持ちの方もいるのではないでしょうか。ただ、歯医者さんとはいえなるべくなら病院通いは避けたいと思うのが心理ですよね。なのになぜ妊婦さんに歯科検診をおすすめするのか?その理由をご説明します!
妊娠中こそ口中環境は悪化する!
・つわりで歯磨きが手抜き・回数が減り虫歯になりやすい
・女性ホルモンが通常の5倍程度に増えるため、女性ホルモンを好む細菌によって歯肉炎や歯周病になりやすくなる
・ホルモンバランスが崩れ口内を正常に保つ唾液量が減り、口内環境が悪化する
など、妊娠期間中は口内トラブルの原因になることが数多く潜んでいるのです。
飯を喰ったら必ず歯を磨け・・妊娠中は特に虫に歯を喰われやすくなる・・
— 妊婦を励ます兵長bot (@hagemasu_heicho) 2016年10月6日
産まれてからじゃおせえぞ。安定期に入ったら歯の検診や治療を怠るな。
@fu3taro ほんとに( ´:ω:` )!虫歯治療は一生したくない!!と言いつつ、妊娠出産してから歯悪くなって私も歯医者さん通い中( ´:ω:` )憂鬱ですよね
— ai♡1歳♂6.17 (@__aisakura) 2016年10月4日
特に歯周病は早産や低体重の子になる原因になるともいわれており、虫歯は赤ちゃんにも感染してしまいかねません。
重い歯周病にかかった母親は、早産や低体重児を産むリスクが高いことが報告されています。これは、歯周病にかかった歯周組織が作り出す“炎症物質”が血液中に入り込み、子宮の収縮に関係しているためだと考えられています。また、歯周病菌の毒素が歯周ポケットから血液中に入り込むことで、血液の“炎症物質”を増やすことも関係していると考えられています。
このように妊娠中の歯のケアがいかに大事かがわかりますよね。
だからといって妊娠中に治療して大丈夫?
一般的には妊娠期間中のうち妊娠初期や後期はなるべく避け、安定期に入った<約16週~27週>の間であればいつでも歯科治療を行っても大丈夫と言われています。
かかりつけの産婦人科医と相談の上、歯の治療についての計画を立てましょう。
もちろん歯科医院では妊娠中であることや自身の体調についても伝えることが大事です。
麻酔の影響は?
歯科で使用している麻酔は歯茎に打つ局所麻酔なのでお腹の赤ちゃんへの影響は心配しなくても大丈夫です。無痛分娩にも使用される麻酔と同じものになります。
歯科治療に際し使用する薬液は少ないということ、局部麻酔であり使用範囲のごく狭い部分で分解されることなどからも胎児への影響はないとされています。
レントゲンの影響は?
歯科治療の場合、おなかに直接X線があたることはありませんし、鉛入りのエプロンで放射線を遮断するためそこまで心配する必要はありません。
現在では被ばく量をフィルム式のレントゲンよりも1/10にまで抑えたデジタルレントゲンを使用している医院もあります。
ただし、やはり妊娠初期~15周まではレントゲン撮影は控えた方がいいでしょう。
痛み止めの影響は?
@soynatus @iii2me3 ほぼほぼ冬さんが言ってるのが正解だと思います!でもロキソニンじゃなくてカロナールっていう妊婦でも飲める痛み止めが一応ありますので私はそれのんでますよ(๑`・ᴗ・´๑)
— まゆゆ@初マタ22w (@hatumata021106) 2016年10月11日
妊婦禁止の記載がある痛み止め
— 鎮痛剤bot (@no_pain15) 2016年10月11日
・バファリン330mg
・ロキソニン
・クリノリル
・ハイペン
・フルカム
・モービック
・セレコックス
大抵妊婦さんに処方されるのは小児でも服用可能なカロナールを処方されることが多いです。こちらは妊娠中・授乳中でもOK!ただしボルタレンやロキソニンなどの痛み止めは絶対にNGです。家族の飲み残しや市販の薬を服用するのはやめましょう。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
関連するまとめ

一体いつまで続く?妊娠初期症状と妊娠中のみんなのつわり解消法
「お腹の中に赤ちゃんが・・・!」と、喜ぶのもつかの間、妊娠初期にはつわりがつきものです。ひどい方は点滴&入院…
もものなほ子 / 9552 view

実は乳腺炎の初期症状!白斑ができたらどうすればいいの?
母乳育児中に起きる様々なトラブル、その一つに「白斑」があります。乳首の先にポツッとできる白いできもののような…
tikatika / 10197 view

妊娠したい!でもどうしたら?正しい妊娠基礎体温の測り方
基礎体温は妊娠したいママにとって、バイオリズムを正確に知るための大切なデータ。より正確なデータを取るために、…
もものなほ子 / 5844 view

赤ちゃんの名前決めに参考にしたい、命名のヒントや姓名判断!
赤ちゃんの名前は、親から子への生まれて初めてのプレゼント。後悔しないようにしっかり決めるために、名付けのヒン…
tujico / 9978 view

これだけ知っていれば安心!出産内祝いの『のし』のマナー
待望の赤ちゃんの誕生。かわいい赤ちゃんの誕生を周りの方たちにお祝いしてもらえることはとても幸せなことですよね…
makowork / 7831 view

リスクを知って備えよう!35歳以上の「高齢出産」で気を付けたい事まとめ
35歳以上で初産を迎える方の出産を高齢出産と呼びます。女性の社会進出が当たり前になり、 結婚の時期が遅くなっ…
さくらしまこ / 9830 view

妊娠中に薬は飲んでいいの?体調が悪い時はどうしたらいいの?
妊娠中に体調を崩してしまったりすることもあるかと思います。そんな時、市販の薬を飲んでいいのか?病院は何科に行…
yoc97★ / 4954 view

妊娠中に読んでおくべし! 心が落ち着く妊娠中におすすめの本6選
妊娠中、出産を楽しみにする気持ちと、ちゃんと自分に育てられるんだろうか?という不安や心配で精神的に不安定に…
timun / 13486 view

健康や美容、グルメが気になる30代主婦です。
アクセスランキング
人気のあるまとめランキング
Facebookページ
フォローして新情報をチェック
twitterをフォロー
フォローして新情報をチェック