「食べづわり」とは?

妊娠した女性が吐き気をもよおす場面、ドラマでもよくある「つわり」のシーンです。


普通のつわりは「食べられない」というイメージですね。
しかし逆に「とにかく何か食べていないと気持ち悪い」というつわりもあります。


「食べづわり」といわれています。


食べられて栄養がとれるなら大丈夫なのでは?
吐いてしまう「普通のつわり」よりもマシなのでは?

そう感じるパパもいるかもしれません。

しかし現実はそんなに甘いものではありません。

つわりの原因は現代医学でもハッキリしておらず、薬はありません。

食べられるものは限られている
異常な食欲を抑えられない自分
何かを口に入れていないと気持ち悪くなる感じ

そのつらさは独特です。


困ってしまっている妊婦さんが少しでも楽になれる方法を考えていきましょう。

体重の増えすぎを抑える対策は?

食べづわりの妊婦さんは吐き気から逃れたいあまり、「高カロリー・高脂肪」の食事をとりすぎて急激に体重が増えてしまうことがあります。

カロリーをとることも、脂肪をとることも妊婦さんには大切なことです。

注意するべきは「適度に」食べるということです。


「食欲をうまくやり過ごして適度に食べる」
「トータルの栄養バランスを考えて食事をする」

これを少し意識しましょう。

「食べられるものが限られているのに…。バランスよくなんて無理」
という方もいると思います。

できる範囲で大丈夫ですよ。

「カロリーが低めの食べ物」でやり過ごす

何かムカつきを抑えるような、できればカロリーが低めの食品をみつけてみましょう。

・無糖の炭酸水
・レモン水
・氷を口に含む(果汁を製氷皿で凍らせたものでもOK)

「水の味さえ嫌になる。」というタイプの方は、うがいでリフレッシュする方法もあります。

・野菜スティック

カットしたものを冷蔵庫に常備して、気分が悪くなる前に口にします。
冷たいものの方がニオイを感じにくく、口の中がスッキリしやすい傾向にあります。

「口の中に長い時間ふくめる食べ物」でやり過ごす

お仕事中、外出中にやりやすい方法です。

・ノンシュガーの飴を口に含む
・ガムをかむ

・干し梅を少しずつかじる
・スルメをカミカミ
・おしゃぶり昆布をモグモグ

少し糖分の含まれるものの方が、気分の悪さが緩和される方もいます。
個数は一日何個までと決めておいた方が、塩分や糖分のとりすぎを防げます。

虫歯には注意して下さいね。

「少量を頻回に分けて食べて」やり過ごす

食べていないと気持ち悪いのに、食べ過ぎるとそれも気持ち悪い。
そんな方は「少しづつ」「何回かに分けて」食べてみて下さい。

普段は一日三食ですが、一日五食くらいに分けてみる方法です。


・小さなおにぎりを作っておいて、気分が悪くなる前にチョコチョコ食べる
・朝起きたらすぐにバナナを食べて空腹を落ち着かす


気分が本格的に悪くなる前に、早めに口にいれるのがポイントです。

「気分転換」でやり過ごす

意外とこれが大切です。

気分が悪くなるのでは…。嘔吐してしまうのでは…。
そう考えて引きこもりがちになってしまいますよね。


お部屋の中で一人きりで吐き気に耐えるのはさみしいです。


・少し吐き気がおさまった時を見計らって散歩・買い物に出かける
・妊娠初期のママの集まりなど妊婦教室に参加してみる

そしてパパに愚痴を聞いてもらう。
「パートナーが自分のツラさを分かってくれている。」
そういう安心感は大切ですよね。



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