授乳中のママ必見!痛くて辛い乳腺炎の原因と予防する7つのコツ
授乳中、気を付けなければいけないのが乳腺炎。乳腺炎にかかると、高熱が出たり胸に激痛が走ったり、とても辛い思いをします。今回は、その原因と予防法をまとめました。
辛い乳腺炎・・・原因は?
授乳中最も気を付けたいことのひとつ、乳腺炎。
おっぱいが詰まってしまったり、傷ついてしまうと乳腺炎にかかりやすくなると言われています。
乳腺炎になると、39℃以上の高熱が出たり、胸に激痛が走ったり、重症化した場合は外科手術が必要になることも。
ただでさえしんどい育児中、こんな事態になるのは絶対に避けたいですよね。
でも、一説では母乳育児中のママの実に4分の一が乳腺炎になるとも言われているんです。
一体どうすれば防げるのでしょうか?
原因と予防法について解説します。
乳腺炎を予防する方法
①和食中心の食生活
乳腺炎の原因のひとつに、脂肪分の多い食事が挙げられます。
ママが脂っこい食事を摂ると、血液がドロドロになり、その血液から作られた母乳が詰まってしまうのです。
そのため、授乳中は妊娠中に引き続き食生活に気を使わなければなりません。
欧米寄りの脂肪分の多い食事を控え、和食中心のあっさりとした食生活を心がけましょう。
魚や野菜をよく食べることで母乳の通りも良くなり、乳腺炎の予防につながります。
②定期的にマッサージをする
乳房マッサージをすることで、胸に溜まった古い母乳を出すことができます。
母乳外来や桶谷式など、母乳マッサージを行っている場所は全国にたくさんあるので、自宅近くで探してみましょう。
プロによるマッサージはとても気持ちよく、またマッサージ後はおっぱいが美味しくなるのか赤ちゃんもゴクゴク飲んでくれます。
マッサージをあまりしないでいると古い母乳が溜まってしまい、乳腺炎の原因となる場合があるため、できれば一度プロに診てもらうことをおすすめします。
またマッサージだけでなく、母乳育児についてのアドバイスももらえます。
③飲み残しは搾乳する※絞りすぎない
赤ちゃんの体調やお腹の空き具合によっては、いつも通りの時間に授乳しても飲み残すことがあります。
母乳の飲み残しをそのまま放置してしまうと、次の授乳までに古い母乳がたくさん溜まってしまい、胸が詰まりやすくなってしまいます。
そのため、飲み残しがある場合は授乳後に絞るといいでしょう。
但し搾乳機などで過剰に絞ってしまうと、体が「もっと母乳が必要なんだ」と判断してさらに母乳を生産してしまうため絞りすぎに注意しましょう。
④授乳間隔を開けすぎない
授乳間隔を3時間以上空けるのも乳腺炎の原因になり得ると言われています。
通常、母乳は3時間かそれより細かい間隔で生産されるため、あまり間を空けるとどんどん母乳が溜まっていき詰まりの原因になります。
夜中、赤ちゃんがぐっすり寝てしまい授乳をスキップすることもあると思います。
そんな時、翌朝胸が岩のように固くなっていませんか?
すぐに授乳をすればセーフですが、一歩間違えば乳腺炎になる可能性もあるのでやはりなるべくなら3時間以下の間隔で授乳するのが安全です。
赤ちゃんが寝てしまっているようなら、手で軽く搾乳するのも胸の負担を軽減します。
⑤授乳スタイルを変える
授乳するとき、横抱っこばかりなど同じ姿勢を続けると、ある角度にだけ母乳が残ってしまうことがあります。
姿勢によってきちんと吸われる部分と吸われない部分が出てきてしまうので、できれば色んな角度から飲ませるようにしましょう。
横抱っこ以外にも、フットボール抱きや縦抱きなどの方法があります。
慣れないうちは難しいと思いますが、少しずつ練習してみてくださいね。
⑥左右均等に与える
赤ちゃんにおっぱいを飲ませるとき、どちらか片方にばかり偏ってしまうのも詰まりやすくなる原因です。
母乳は本来両方の乳房から均等な量分泌されるのが理想ですが、それがどちらかに偏ってしまうと母乳分泌過多を引き起こします。
そうすると、大量に生産された母乳がどんどん溜まっていって乳腺が詰まるという現象が起きるのです。
赤ちゃんにも好みがありなかなか難しいと思いますが、左右同じくらい飲ませるよう心がけましょう。
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現在1歳の男の子の母です。
育児に関する情報を中心に発信していきたいと思います。
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