生活防衛資金、貯めていますか?いざという時のお金について
生活防衛資金という言葉を聞いたことはあるでしょうか?これは自分が働けない状況になっても、しばらくは食べていける金額を準備することです。ここでは詳しく触れたいと思います。
生活防衛資金とは
現在は他の書籍やネットでも使われていますが、生活防衛資金という言葉は
「投資戦略の発想法」で木村剛氏が提唱した概念です。
この生活防衛資金とは、ご自身や家庭の生活を守るために用意する資金のことです。
投資はもちろん、日々の生活費にも基本的に使わないで温存しておき、
不足の事態が起こった時に初めて使用します。
通常の貯金とは別枠で準備する金額、と認識してもらえればと思います。
不測の事態とは?
今朝出社すると会社のメールが使えず、社内で使用しているソフトウェアにログインできず、資料を保存しているサーバーにも接続できず慌てていると本社からやってきた取締役に本日付で会社の倒産を言い渡された。日系企業に勤めていたけど、当日に解散することなんてあるんだな。
— 阿井 (@ajing25) 2016年2月26日
不測の事態とは、会社の倒産や解雇、あるいは地震などの天変地異の発生です。
こういった状況になると定期収入が途絶え、貯金などの既にある資産から
生活費を取り崩す必要があります
(一時的には失業保険等が出るかもしれませんが、いつかは途絶えてしまいいます)。
簡単に言えばそういった万が一の時に備え、お金はしっかりと準備しましょう、
というのが「生活防衛資金」の概念となります。
どのぐらいの金額が目安?
「投資戦略の発想法」では2年分の生活費を準備することを推奨しています。
準備する必要性は理解できても、2年は多すぎるのでは?という意見もあると思います。
実際、2年分の生活費を用意するなら、それだけで長い期間を要します
(比較的お金を使わない生活をしていても、2年分なら100万円単位になるでしょう)。
ですが、世の中は何が起こるか分かりません。
不測の事態が起こらずに何事もなければ良いですが、もし何かが起こった時に
お金がなければ、生活自体が危ぶまれる危険性があります。
そのために、まずはご自身やご家族の現状を把握する必要があります。
例えば会社員の方は月々安定した収入が見込めますが、自営業の方は
月によって収入の浮き沈みがあると思います。
他にも独身か、共働きか、親の介護(親の年金や貯金だけで施設に入れるか、等)の有無は?
これらで状況が大きく変わってくるので、まずは1ヵ月あたりの生活費を
算出して、どの程度準備するかを考えていけばよいと思います。
1年間無職になっても暮らしていける生活防衛資金は準備しておきたいですね。それ以上の資金ができたら、債権、投資信託、株式、不動産など許容リスクに合わせて運用すれば良いと思います。僕は投資に時間が割けないので、インデックス投資を自動的に積み立てています。年利10%くらいかな?
— ポルチオ物理の先生 (@ProfWatanabe) 2016年2月24日
転職活動において、足元を見られずに、自分を安売りしないという前向きな対応をする為には、二年分の生活防衛資金を用意するというのは決して大げさな額ではないと思います(私自身も、職が決まるまでじっくり8ヶ月もかかりました)。
まずは家計簿をつけましょう!
生活費を算出する=つまり、家計簿をつけることをお勧めします。
収支が分からないと生活費を準備することが出来ません。
普段は家計簿をつけなくても、せめて2~3ヵ月は生活費の算出のために
計算してみましょう。
金額に関しては大ざっぱで構わないので、大まかな出入りを確認してみましょう。
大ざっぱな金額が確認出来たら、現在の貯金(生活防衛資金に移行できる金額)が生活費の
何カ月分なのか、今後どれだけ貯めるかを家族で話し合ってみてください。
本当にお金を貯めたかったら家計簿は絶対に書くべし! https://t.co/BfTwt0d5jX pic.twitter.com/CSmMQbgFnn
— Uraken (@backhandblow5) 2016年2月28日
家計簿つけんと絶対破産する
— tocomo (@OORer1o2o) 2016年2月28日
支出と収入たりるかいな💭
貯金したいし、
ジム行きたいのに😑😑😑
日々の生活を見直しましょう!
月々の生活費と現在の生活防衛資金、これから準備する金額が分かったら、
家族で対策を検討しましょう。
例えば一時的にでも共働きをしたり、副業や節約する等です。
方法自体は何でも構わないと思います。
大事なのは家族で話し合い、目標達成に向けて動くことです。
ぜひ話し合ってみてください。
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閲覧、ありがとうございます!
仕事一筋でしたが、最近ようやく家族について考えるようになりました。
拙い部分も多いと思いますが、どうかよろしくお願いします。
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