①まずは資産(財産)をしっかり把握する

資産とは、簡単に言ってしまうと財産です。
(購入されているなら)ご自身の住宅、銀行の預貯金、株式や投資信託、
生命保険などの時価をチェックしましょう。
買った時の金額ではなく、現在の金額で計算してください。
正確には分からない(特に住宅)なら、ひとまず大ざっぱで構いません。

②負債(借金)を把握する

借金についても確認しましょう。
借金の支払い遅延は、延滞金がかかるだけでなく信用問題になります。
いつまでに、いくらを返さなければならないのか?しっかり把握しましょう。
主に住宅ローン、車のローンが挙げられると思いますが、
カードのリボルビング払いも要注意です。
年間の金利が10%以上と非常に高利なので、自分が知らずに(忘れて)
利用していないか、真っ先に確認してください。

・リボルビング払いの問題点
借入額が増えても毎月の返済額が変わらないため、
借金をしているという意識が薄れる。
結果、知らず知らずのうちに借入を増やしてしまいがちになる。

③バランスシートを作成する

一般的には企業の健全性などを確認するのに利用するバランスシート。
ご自身の資産を左側に、負債を右側に記入しましょう(下記の「引用」参照)。
ご家庭内で使うバランスシートなので、形式にこだわる必要はありません。
ざっくりと状況が分かれば問題なしです。
作成後、「資産-負債=純資産」がマイナスになるなら、赤信号です。
早急に見直しが必要になります。

資産、負債、純資産を一覧にしたのを貸借対照表(バランスシート)という。

④収入を把握する

バランスシートの作成が完了したら、収入を把握しましょう。
会社の給料はもちろん副業の収入、ご家族がパートやアルバイトを
されているなら、その金額も含めます。
ご自身の給料はともかく、ご家族の収入までは案外詳しくは知らないものです。
この機会に確認してみましょう。

⑤支出を把握する

レシートやクレジットの明細書を集めて月々の固定費
(ローンや通信費、電気代等)はもちろん、食費や交遊費も書きだしましょう。
何に使ったか覚えていない、「使途不明金」が出てきませんか?
正確に把握できないなら、まずは一カ月だけでも家計簿をつけてみましょう。
*1円単位でこだわる必要はなく、大ざっぱな金額で構いません。

⑥収支を計算する

収入-支出=収支を確認してみましょう。
金額が分かればいいので、とりあえずはメモ書きでも構いません。

最後に



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閲覧、ありがとうございます!

仕事一筋でしたが、最近ようやく家族について考えるようになりました。
拙い部分も多いと思いますが、どうかよろしくお願いします。

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