◆コツ4◆ 毎回繰り返す

こうしてコツの1〜3を毎回繰り返していくと
段々自分の言葉で表現できることが増えてくるので
どうしてイヤだったのかを言えるようになります。

そこまでくれば、イヤイヤと言われ続けて困ることも少なくなっていくはずです。

■とにかく自分でやりたい!

魔の2歳の時期はとにかくなんでも自分でやりたくなる時期でもあります。

でもまだ2歳。できないことも多く、それでさらにイヤイヤが激しくなることも。

イヤイヤ期を乗り越えるコツは
「自分でできるような環境を整えてあげること」にもあります。

・靴ならはきやすいものにしてあげる
・ママやパパから練習をうながしてできるようになってもらう
・やってあげたくなる手をグッとこらえてやらせてみる

これだけでグッとイヤイヤが減ってラクになるはずです。

■イヤイヤスイッチを覚える

子どもはそれぞれ、自分なりのイヤイヤスイッチを持っています。

これを押してしまうと「イヤイヤ!」が始まり
早く帰りたい・出かけたいママやパパをイライラさせます。

でもそのスイッチを押しているのはたいていママやパパです。

「イヤイヤ」されたときに「あ〜スイッチ押しちゃったな〜」と思えば
少し冷静になれます。

毎回同じところでイヤイヤするならその理由が必ずあるはずです。

イヤイヤスイッチを覚えて、
それを押さないようにすればイヤイヤを回避できます。


■イヤイヤ期には行動の前に子どもがどうしたいのか聞く

上着を着る・靴下をはく・お風呂へ入る・服を脱ぐ…

まだ小さいからとついつい大人がササッとやってあげたくなることも
イヤイヤ期なら必ず
「靴は自分ではく?ママがやる?」「お風呂入るよ、自分で脱ぐ?パパがやる?」
と相談してから行動するようにしましょう。

小さいながらも自我が芽生えだした子どもは、
勝手に行動を決められることを嫌います。

ママやパパにやってもらうこと自体は嫌でなくでも
勝手にやられたことでイヤイヤが発動します。

このときに注意すべきなのが
「選んでほしくないことは聞かない」ことです。

例えば、イマからお風呂に入る。そのために洋服を脱ぐ。
という2つのミッションがあったとします。

ここで「お風呂入る?」と聞いてしまって「イヤ」と言われたらアウトです。
また、「お風呂に入るから服脱いで」これも「イヤ」と言われる可能性があります。

この時期の子どもに相談するときは
「YES」か「NO」で答える質問ではなく
具体的にどっちにするのかという「or」を使いましょう。

そのときに行動してほしいことに加えて「or」質問をすると
どちらを選択するかということに気を取られて
普段なら嫌がることもスムースにできることがあります。

先ほどの例で言うならお風呂に入るのが苦手な子には
「お風呂に入るけど、洋服は自分で脱ぐ?やってあげたほうがいい?」と聞きます。

すると子どもの頭のなかではお風呂に入ることよりも
自分で脱ぐのかやってもらうのかがイメージされ
素直にどちらかを選んで行動に移ってくれます。

こだわりが強くて、騙されない子も中にはいますが、
それでも、
「YES」「NO」の質問をするよりははるかに早く行動に移せるはずです。

■楽しむためには全てをゲーム感覚で過ごしてみよう

題して「スイッチを押さずに済むかゲーム」です。

いかにイヤイヤスイッチを押さずに済むか
押してしまったときにどれだけ早く復活できたのか
自分のなかでさまざまな手を使って
日々ゲーム感覚で過ごしてみると格段に楽しくなります。

失敗したら「あ〜残念、次は頑張ろう」と思えますし
日々変わっていく子どもの変化にも気がつけます。

ママやパパがイライラしているときほど子どもはイヤイヤし
落ち着いていると子どももあまりイヤイヤしません。

ゲームのように楽しんでいたら、
そのうち子どもイヤイヤ期が過ぎて懐かしい思い出になっているはずです。

子どもと向き合いながら、イヤイヤ期マスターを目指して頑張ってみてくださいね!



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nana2boys

プロフィールの閲覧ありがとうございます!
2011・2013年生まれの2男児の育児に
日々追われるママです。
大学で乳幼児発達を専攻していたので
幼稚園教諭と保育士免許を持っています。
卒業後は幼稚園や保育園と企業のいいものをつなげる
お手伝いのようなお仕事をしていました。
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育児は十人十色、色々な方法や技を試して
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