子供がある程度大きくなってくると、一緒に趣味を楽しみたいと考えるパパ・ママも多いのではないでしょうか。キャンプやスキーなら家族で楽しめるし、野球やサッカーをするパパなら一緒にプレーするのが夢、という方もいることでしょう。

けれども無理強いは絶対にいけません。子供を夢中にさせるには、ちょっとしたコツがあるのです。

盛り上げる

たとえ他人でも、楽しそうにしていると興味が湧いたりしませんか?
それが大好きなパパ・ママならなおさらです。

「テニスって最高に楽しいね!」とか「今日バレーボールでこんないいことがあったよ!」とか大げさに楽しそうに会話してください。実際にプレーしているところを見せられれば、なお良しです。

アメをあたえる

「スイミングスクールの短期教室に5日間、休まず行ったら好きなお店に連れて行ってあげる」など、交換条件をだしてみてはいかがでしょう。

ただし、この方法を使うためには日頃から与えすぎないことも大切です。

 その活動自体以外に、ごほうびや罰があると、外発的動機づけ、何もないのに活動しているのが内発的動機づけです。

様々な研究によれば、内発的動機づけによる活動は、外発的動機づけによる活動よりも、楽しく、質が高く、持続すると言われています。
たとえば、試験のために(外発的に動機づけられて)勉強しているときには、試験が終われば、勉強しなくなるでしょう。試験のためだけに勉強したことは、試験が終われば、忘れてしまいます。
子どもに絵を書かせる実験や、大学の新聞部に見出しを考えさせる実験など、多くの実験でも、内発的動機づけによる活動の方がより良い活動になることが分かっています。

とりあえず始めるきっかけとして、ご褒美は有効です。
しかし、続けていくためにはそれだけではなく本人が楽しいと思えることも重要で、そのための働きかけも必要になってくるでしょう。

ムチはあたえない

どんなに上手くいかなくても、思うようにならなくても、決して怒ってはいけません。全ては自分の趣味に巻きこみたい、という半ば親の勝手のためです。
「つきあってくれて、ありがとう」という気持ちで、優しく、楽しく接してください。

「これをしていると、パパやママが楽しそう」と思ってくれるとしめたものです。

逆に、怒ったりしかったりしていると子供がその活動そのものを嫌いになってしまいます。

褒めまくる

初めの一歩を踏み出したとき、できなかったことができたとき、わずかでも成長が見られたとき、それはそれは大げさに褒めてあげてください。

小さな子供なら「すごーい!」「できたねー!」など、短い言葉でいいのです。
笑顔で、大きな声で感動を伝えましょう。

うれしいことを言葉で伝える

大人にはわかることでも、言葉にしなければ子供には伝わりません。
子供がその活動に興味をもってくれたこと、トライしてくれたことがうれしかったと率直に伝えましょう。

子供はパパやママが喜んでくれることがうれしいのです。



関連するキーワード

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

更新情報をtwitterで受け取る

更新情報をpush通知で受け取る

関連するまとめ

いじめにつながる前に!子供が仲間はずれにされた時の対処法

子供が仲間はずれにされたと聞いたら、親はどう対処すれば良いのでしょうか。子供の気持ちを思うと胸が締め付けられ…

myia / 6811 view

【子連れお出かけ荷物】カバンを軽くするためのグッズ5選

子連れのお出かけはどうしても荷物が多くなりがちです。出先で見舞われるさまざまなトラブルに念のために持つ荷物で…

nana2boys / 26809 view

【お宮参り】はいつ行く?服装に写真!お悩み解消のヒント5つ

赤ちゃんが生まれてから初めてのお出かけイベントが「お宮参り」という方も多いかもしれませんね。ベビーやママ・パ…

ひらり / 5594 view

身の回りの危険から赤ちゃんを守ろう【転落事故防止のために出来ること】

家庭内で赤ちゃんがベッドやソファーから落ちてしまい怪我をしてしまうケースが意外とよくあるみたいです。後悔しな…

reichel / 9643 view

価値観の違いによりトラブル多発!嫁VS姑間の関係を良好に保てる5つの方法

いつまでも本当の親子の様になるのは不可能な嫁と姑。 特に育児に関する価値観の違いによるトラブルは、避けては通…

HF-LIFE / 4431 view

感動や喜びを!わが子の成長を記録するおすすめ育児日記7選

子どもが生まれたら、成長を記録しましょう。健康管理にもなりますし、「はじめて立った日」など感動や喜びも記録で…

minmama / 6766 view

一万円以下でレンタル!みんなが選ぶ七五三の着物はこれだ!

女の子は3歳と7歳、男の子は5歳で七五三をします。一昔前までは着物・袴は購入するものでしたが、今や、レンタル…

nakou / 7126 view

家族のコミュニケーションにおすすめ!楽しい昔あそび5選

人気のある「昔あそびグッズ」は子どもが集まる児童館や公民館、小学校の学童保育にも増えています。家庭でも積極的…

サクマメグム / 6048 view

エルゴを使いやすくする!エルゴベビーの付属品4つとその作り方

街中で最も多くのママが使うエルゴベビー。やはりその使いやすさは一度使うとやめられません。一人目で使い、二人目…

kokupu / 37305 view

3歳までの子育てや親子の関わり方と重要性

何となく日々のお世話に追われる3歳までの忙しい育児の時間ですが、その後の将来にとって、実はとても大事な時期で…

yuukorin / 10376 view

よしだ あき

体操の先生、してました。

子育てにがんばっている、

お父さんお母さんの

役に立つ情報、ほっとできる話題を

提供していきたいと考えています。

アクセスランキング

人気のあるまとめランキング

Facebookページ

フォローして新情報をチェック

twitterをフォロー

フォローして新情報をチェック