◆気になりすぎる加齢臭

30代に差し掛かった頃から気になり始める、加齢臭と呼ばれる体臭・・・。
加齢臭は汗の臭いや、ワキの臭いなど様々な箇所の臭いと重なり、人に不快感を与えるレベルに達する人も少なくはありません。

加齢臭は、よくこんなニオイに例えられます。
「湿った古い雑誌のようなニオイ」「ブルーチーズのようなニオイ」「ろうそくのようなニオイ」「整髪料・ポマードのようなニオイ」「すえた脂のようなニオイ」「押し入れの中のニオイ」etc.……。

どの臭いであっても、こんな臭いは嗅ぎたくありませんよね。

◆加齢臭って??

そもそも加齢臭とは、どの様なものなのでしょうか?

加齢臭という言葉が生まれたのは2000年のこと。
資生堂の研究によって、加齢に伴い発生するニオイの原因物質「ノネナール」が発見され、加齢臭という言葉が生まれました。

日常的に耳にする加齢臭と言う言葉は、意外とニューフェイスな言葉なのです。

皮脂の中にある9-ヘキサデセン酸(きゅうヘキサデセンさん)は過酸化脂質によって酸化・分解されると「ノネナール」というニオイ物質を発生させます。

毛穴の中の皮脂腺からの分泌物を酸化させてしまうのですね。

◆加齢臭を悪化させる原因と対策

加齢臭を悪化させてしまう原因としては、いくつも考えられます。
また加齢臭は決して男性のみに発生するものでは無いので、女性である皆さんも少し知識を頭に入れておきたいところです。

◇食生活

加齢臭の悪化で大きな原因となるのは、毎日の食事内容です。

加齢臭を防ぐには、加齢臭の原因とされる過酸化脂質を減らす必要があります。そのためにも、食生活を改善しなければなりません。

動物性脂をとってしまうと臭いは悪化するので、油っこい食事や肉中心の生活はNGです。

普段仕事で外食が多く脂質摂取が多い方はその分休みの日に野菜や果物を多目に摂るなど、普段の生活の中に無理をしない程度で加齢臭対策を上手に取り入れていく事が大切です。

和食中心の生活を心がけると、体臭予防には効果的です。

ノネナールが苦手とするのは抗酸化作用のある食べ物です。その代表的なものとして、ビタミンCやEがあげられます。これには強い抗酸化作用があるので、活性酸素を抑制してくれるでしょう。

毎日ビタミンをしっかりと摂りたいのであれば、赤ピーマンを半分食べるだけで、1日分のビタミンを補給することができます。

◇ストレス

加齢臭の様な体臭を悪化させる原因として、最近注目されはじめたのがストレスです。

人がストレスを感じると、体はストレスに対抗するため"副腎皮質ホルモン"を分泌します。この分泌と分解の過程で活性酸素が発生します。

活性酸素は脂質をどんどん酸化させるので、臭いの発生に繋がります。ちなみに体に与えるストレスの中には、寝不足も含まれます。

加齢臭などの体臭を減らすためには、シャワーではなく湯船にゆっくりとつかることが大切です。

お風呂で温もることで血行が促進されて、ストレスによる緊張状態が緩和されます。また毛穴の詰まりも改善してくれるので、体臭予防には効果的です。

◇喫煙・飲酒

適度な飲酒は問題ありませんが、喫煙は100害あって1利なしです。加齢臭を気にするのであれば、少しずつ1日に吸う量を減らしていきましょう。



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