
火傷には三段階のレベルあり!?火傷の恐怖から我が子を守る応急処置まとめ
火傷はどんなに気をつけていても、思いもよらずに起こるものです。また火傷には症状レベルが三段階あり、救急車が到着するまでのわずかな時間でも、ママが応急処置をすることができます。
こどもが大事に至らないようにするために、またママが冷静にその瞬間を対応できるように、火傷に関する情報をまとめました。
思いもよらぬ事故『火傷』
初期治療が遅れると熱傷は深くなり、治療期間もしばしば長くなります。
熱傷の症状は皮膚症状が中心ですが、熱傷を受けた面積が広ければ脱水、炎症などによるショック症状などさまざまな全身症状があらわれます。体表面積の10%以上の熱傷面積では輸液が必要とされており、専門医療機関での加療が必要となりますので時間外でも救急来院して下さい。
1度熱傷:赤く腫れる
1.表皮のみの損傷です。(日焼けは1度熱傷です。)
2.ヒリヒリして赤くなります。
3.一時的に色素沈着がありますが、数日で自然に治り、やけど跡は残りません。
軟膏をぬることで痛みを和らげることができます。あまりに腫れて痛いようであれば、軟膏をもらいに行きましょう。
2度熱傷:水ぶくれができる
水ぶくれができるのは、2度熱傷の場合です。
水ぶくれは、やけどの傷口を保護する役割があるので
破れないように気をつけます。
水ぶくれが破けてしまった場合は、病院での診察を受けます。
上皮化後に、色素沈着などが起きますが、やけど跡はあまり残りません。
ただし、やけど後のケアによっては、やけど跡が残ることがあります。
水ぶくれができた場合は、必ず水ぶくれを剥がさないようにすることが重要です!!
3度熱傷:焦げた様にまっ黒になる
最も深い3度熱傷は、水ぶくれができずに、皮膚が白くなったり、
黒く焦げたりしていて、痛みも感じなくなっています。
手術が必要な場合もあるので、痛みがなかったり、
軽傷に見えても病院を受診することをおすすめします。
やけど跡ははっきりと残り、盛り上がったり、ケロイド状に残ることもあります。
皮膚が引っ張られる感覚や、機能障害が起こる場合もあります。
家庭での応急処置について
やけどをしたらすぐ流水(水道水)で冷やしましょう。冷やすことによ り、痛みを軽くするだけでなく、やけどの進行を遅らせることができます。冷やす時間は、体の部位や年齢などにより異なるため一概には言えませんが、大体 15~30分は冷やすようにしましょう。手足のやけどでは、1時間くらい冷やすと有効的と言われています。
衣服の上から受傷した場合は、服の上から水をか けます。
服を無理して脱がすと、水ぶくれが破れて、痛みが強くなったり、感染をおこしたりする原因になることがあります。ただ、服の上からではやけどをおこした部 位がわかりにくいため、広めに水をかけるなどの注意が必要です。
またあまりに広範囲に渡る場合は、バスタオルを氷水につけて冷やし、そのタオルを全身にまいて、その上から乾燥しているバスタオルで保温することが良いようです。しかしこの場合、氷水でタオルを何度も冷やす必要があります。
絶対に行なってはいけない民間療法

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
関連するまとめ

子どもの肌を守りたい!自宅でできる簡単虫よけスプレーの作り方
子どもの肌に安心安全な虫よけスプレー。作り方をご紹介します。とても簡単なので、家庭の常備薬となるかもしれませ…
サクマメグム / 4805 view

女性を悩ます便秘の解消法に今注目の水素水を取り入れてみよう
便秘は本当に辛いものです。お腹の張りだけでなく、肌が荒れたり、なんとなく体の調子が悪いなど体にとっていいこと…
ほのりかこう / 5113 view

【花粉対策は早めがカギ】あのムズムズの季節がやってくる!その前にできる対策法まとめ
鼻はムズムズ・ズルズル、涙はポロポロ。花粉症にとってイヤァな季節がまたやってきます。実は花粉症対策は、その時…
nana2boys / 7842 view

目元シミの原因は?予防・対策で注意すべき9つのこと
顔のパーツで最も印象に残る目元。そのまわりにあるシミは、どっと見た目年齢を高めてしまいますよね。 目元のシ…
サワタリミヤコ / 7426 view

夏風邪こじらせたかも?いや!その症状、実は夏の花粉症かも
夏の時期になかなか咳や鼻水が止まらない、風邪のような症状が続いている。なんて事はありませんか?実はそれ、夏風…
ReilyLady / 5928 view

産後ママの悩み。膀胱炎かも?と思ったらすみやかに治療を!
産後のマイナートラブルである細菌性膀胱炎。悩んでいる方も多いですよね。悪化しないよう、家庭でもできる治療と予…
サクマメグム / 5364 view

冬に増える子どもの便秘。家族でできる改善方法をご紹介
おとなでも辛い便秘の症状。子どもには、できるだけ経験してほしくないですよね。家族でできる予防方法と改善方法を…
サクマメグム / 6024 view

婦人病の代表「子宮頸がん」ってどんな病気?原因や治療方法は?
子宮頸がんってどんな病気でどんな症状が出るの?どうやって治療するの?と質問されたら答えられますか?女性特有の…
ReilyLady / 4742 view

水仕事で手に水虫が。『酢』の力を借りると対策がとれる!?
結婚をすると水仕事が増えます。 その為、ひび割れや手水虫など、手の悩みがつきないようになることも。 特に水虫…
HF-LIFE / 12217 view

ハッピーファミリーライフをキーワードに、家族が幸せに過ごせる情報を届けていきます。
よろしくお願いします(^-^)
アクセスランキング
人気のあるまとめランキング
Facebookページ
フォローして新情報をチェック
twitterをフォロー
フォローして新情報をチェック
どんなにママが気をつけていようとも、事故は起こってしまうものです。
問題はその時を迎えた時に、少しでも冷静に対応できるように知識を頭に入れておくことです。