
【介護】今すぐできる!認知症の家族と接する方法まとめ
認知症の方と接するときに気をつけたほうがよい点やお互いに気持ちが楽になる接し方をご紹介します。介護する側もされる側も疲れてしまう認知症。上手に接して笑顔で過ごしませんか?
◎認知症患者は2025年には65歳以上の5人に1人に!
認知症患者は2025年に700万人を突破。65歳以上の5人に1人
2015年1月9日
10年後には2012年の約1.5倍に増加する見込み
厚生労働省は7日、全国で認知症を患う人の数が2025年には700万人を超えるとの推計値を発表した。65歳以上の高齢者のうち、5人に1人が認知症に罹患する計算となる。
認知症高齢者の数は2012年の時点で全国に約462万人と推計されており、約10年で1.5倍にも増える見通しだ。
増え続ける認知症患者数。
身内の中に認知症を患っている人がいるということも
珍しいことではなくなってきました。
実際に自分が介護するわけではなくても、
実家にいる祖父母が認知症になると
どう接してよいのかわからず足が遠のいてしまうことも。
接し方を知っていれば、
将来、家族が認知症を患ったときにも笑顔で接し続けることができるはずです。
◎短期記憶はすぐに忘れるが感情は残ることを理解しておこう
認知症の特徴に短期記憶の欠如という
今話したことややってことを忘れてしまう症状があります。
何度も同じ話を繰り返したり、ご飯を食べたことを忘れる
どこに物を置いたか忘れてしまうなどです。
しかし、そのことを感情的に注意すると
「怒られた」「怖かった」という感情は残ってしまうのです。
認知症患者にとっては、初めて話したことなのに
「何度も聞いたよ!」と怒られると理不尽に感じてしまいます。
接しているとなかなか難しいことなのですが
『感情的にならないこと』
これが後々を楽にすると思ってこらえていきましょう。
◎何度も同じ話を繰り返されたら5回でやんわり指摘
5回を過ぎたあたりで穏やかに「もうそのことは聞いたョ」とさりげなく口に出す程度で良いのではないでしょうか。あくまで雰囲気は柔らかく、できれば表情も笑顔で……。
認知症患者に多く当てはまる症状の一つが、
同じ話を延々繰り返すことです。
全てをにこやかに初めて聞くかのように聞くことができたらいいのですが
聞く側も人間です、かなりのストレスが溜まります。
5回目あたりで柔らかく突っ込めるよう
突っ込む言葉をその5回の間で考えておくといいかもしれませんね。
◎「ご飯を食べていない」と言われたら軽くつまめるものを渡す
「食べていない」という本人の思い込みを認めて、「今、準備しているから少し待っていてね」「おなかがすいたのね。おにぎりがあるからこれを食べてね」と対応した方がうまくいく。
ご飯問題、これも介護をする側にも大きなストレスとなります。
しかし、訴えている側も食べたことを忘れているので
本気で食べていないと思い怒ったり暴れることもあります。
「もうすぐ準備する」「◯時になったら食べられる」
と伝えて納得するようならよいのですが、それでもダメなら
「今準備するからコレを食べていてね」
と軽くつまめるものを渡してしまいます。
おにぎりでもお菓子でもいいそうです。
散歩や遊びに誘うなど気をそらすのもいい方法です。
◎自宅にいるのに帰りたがるときはあの手この手を使う
「帰りたい」という訴えには、「じゃあ帰る前にお茶でも飲みましょう」と、一息入れ「何か食べたい物はないですか?見たいテレビは?」などと話題を帰りたいというものから、変えてみましょう。
それでも外に出たがる場合は、自宅で時間があれば近所を一周して、「遠いみたいですね。明日にしませんか」と提案してみてください。
また「丁度今日はお部屋があるし、お母さん(お父さん、○○さん)の為にご飯も作ったので、ゆっくりしていってください」など居心地の良い事、またここにいて欲しい事をアピールしてみてください。
ここが自宅なのに「そろそろ帰ります」と
家へ帰りたがる困った行動が出る場合があります。
話題を変えることで、気がそれるようならいいのですが
それでも帰りたいと言うようなら外に出てみたり
「今日は泊まっていってほしい」とお願いして引き止めましょう。
「ここが家でしょ!」と注意をしたり怒ってしまうことだけは避けてください。